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「セクシュアルマイノリティってなに?」ドキドキワクワク性教育絵本

2020/07/28
 
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「エルジービーティー??よく聞くけど何なんだろう?」
「性マイノリティについて知りたい」
「知人が、これに該当するかも?何がしてあげられるだろう?」
「自分の子どもがこれだったら、どうしてあげたらいいんだろう?」
「先生として働くから知っておきたい!」

何と、性マイノリティについて学べる絵本があるんです。

分かりやすい性教育の絵本「セクシュアルマイノリティってなに?」で、
正しい知識をつけましょう!

大事なポイントは、人の体と心への尊重!

「セクシュアルマイノリティってなに?」もっと自分を好きになるドキドキワクワク性教育

関連記事 性教育と一緒に「人権教育」の基礎も絵本で学ぼ!

自分の”セクシュアリティ”について考えることをきっかけに、
セクシュアルマイノリティとは何か、
自分らしく生きるとはどういうことかを伝える絵本です。

引用元 絵本「セクシュアルマイノリティってなに?」

テレビに「オネエ系」と言われる芸能人が多く出るようになりました。
体と心の性に違和を感じている人、
セクシュアルマイノリティやトランスジェンダーは、
テレビに出るような明るいオカマのイメージかもしれません。
でも、もし身近にいたら…?
明るく楽しく、イジっていいんでしょうか?

  • 心と体の性のこと
  • 自分や他人の心身を尊重すること

これは、今みんなが学ぶべき「性教育」「人権教育」の領域なんです。

性教育が遅れていると言われる日本ですが、
さて何から始めよう…と普通の大人は戸惑うことでしょう。
だって、大人の自分達も、性教育をきちんと受けてこなかったから!
多くの人がイメージする性教育は、「妊娠に至る行為」や避妊方法かも?

でも、始めるのって、そこからで本当にいいのでしょうか??
海外では、3歳から性教育を始めるというけれど
…それを教えているの??
自分の子を被害者にも加害者にもさせたくないから、何をすればいいんだろう?

そんな不安定な時期の子どもと親に寄り添い、
支えてくれるのが性教育絵本なのです。

このところ、LGBTやセクシュアルマイノリティといった言葉を
耳にする機会が増えたと感じている方は多いと思います。
これは、国内外のさまざまな取り組みの影響により、
日本でも報じられることが多くなってきたからだといえるでしょう。
しかしその一方で、
「それは芸能界など、どこか遠くのことであり、自分の身のまわりにはいない」
と思っている人も多いのではないでしょうか。

著者は、看護学部教授で日本思春期学会理事の方。
とても詳しく丁寧に、子どもに向けて書かれています。
やはりきちんと専門家が書いた絵本を読むべきでしょう。

「ワクワクドキドキ性教育シリーズ」は5部作。
性教育の入門として「大切なからだ・こころ」は幼児期くらいから読めますよ。
内容に合わせて、学童期や思春期に他の絵本も読めば、
ぐっと理解が深まること間違いなしです!
どれも、人体への知識と尊重のための絵本なので、
勿論、「行為の描写」はありませんのでご安心ください。

どんな内容?

この絵本にはこのような内容のことが書かれています。

  • 自分とは何か
  • 心の性とは何か
  • 好きになる性とは何か
  • 他人事に思わないで!

画像引用元 少年写真新聞社 公式サイト

そうです!
性教育・人権教育とは、
「妊娠に至る行為」「避妊方法」を教えるだけではないんですね。

  1. 人体についての基礎知識
  2. 人の心と体は繋がっていて大切に扱うべきであること
  3. 男女の体の違い
  4. 自分のことも他人のことも尊重すべきである

これらを正しく伝えることなんですね。

性教育の基盤は「人権教育」なのです。
人権教育が土台として成り立って、
初めて子ども達に性教育ができるレベルになったといえるでしょう。

自分とは何か

みんなは「自分」のことを、どうやって説明するかな?
名前、性別、学校名、住んでいる所や好きな遊び。
自分をあらわすものは、たくさんあるよね。

名前やしゅみにもさまざまなものがあるように
実は「性別」にも、いろんな要素があるんだ。

この絵本は「自分とは何か」を考えることから始まります。

  • 体の変化や将来への不安を考えながら
    成長し自分を見つける時期を思春期という
  • 脳からの指令で、体は男女差が表れてくるが
    これは「体の性」である
  • 自分が思う自分の性は「心の性」という
  • 恋愛対象として好きになるのは「好きになる性」という
  • 自分の性をどう表現したいかは「性別表現」という
  • この性の4つの要素によって、
    自分の性(セクシュアリティ)や自分らしさが作られている
  • 体の変化には個人差があり、
    自分の体と心の性別に違和感を抱く人もいる
  • 思春期の成長スピードも、自分らしさの発見も、
    他人と比べて焦る必要はない

「体の性」「心の性」「恋愛対象」「性別表現」、
性には4つの要素があるというセクシュアリティの基礎から。
ついつい多くの大人は、体の性別から心も恋愛対象も決めてしまいがち。
難しく考えずに、自分がなりたい性と好きになる性を別々で考えればいいんですね。

思春期の体の変化も、自分らしさの発見も、心の変化も、
これはみんな同じではないと書かれています。
大事なのは自分らしさであると。
シリーズの他の絵本も、これを繰り返し伝えています。

心の性とは何か

人のこころは「見た目」からはわからない。
こころの性も「見た目」だけではわからないものなんだ。

絵本の序章で基礎を学んだら、
次はより深く内面について考えてみましょう。

  • 心の性とは、自分が自分の性別をどう捉えているかということ
  • 生まれた時の体の性と心の性が一致している人は多いが、
    それが一致していない人もいる
  • 見た目で性別や中身が判断されることに
    つらい思いをしている人もいる
  • 体の性に違和を感じ違う性で生きたいと考える人を
    トランスジェンダーとよぶ
  • 「体の性に合わせろ」と押し付けるのではなく、
    「自分らしさ」「その人らしさ」を大事にすること
  • ネットや知人からの情報は正しいとは限らないので
    信頼できる大人や医師や専門機関に相談を!

トランスジェンダーのページでは、FTMやMTFも書かれています。
しかしやはり思春期の全員に伝えるべきなのは、
定義や分類を覚えるのが重要なのではなく、
「性別らしさ」ではなく「その人らしさ」を尊重しようということ。
自分が自分らしさを大事にしながら、
周囲の人の「その人らしさ」を尊重すれば、
社会はもっと過ごしやすくなるだろう、と書かれています。

好きになる性とは何か

「好きになる性」にもちがいがあるように、
人はみんな、その人だけの「自分らしさ」を持っている。
「異性愛者」も「同性愛者」も「両性愛者」も
「こういう人だ」と決めつけることはできない。

思春期の多くの子が悩むであろう「好き」について、
色々な角度から考えていけるように説明されています。

  • 思春期になると「好きな人」ができることがある
  • 好きになる気持ちはとても尊いもの
  • 好きな人が大人になってからできる人もいるし、
    誰とも性的な関係を望まない人もいる
  • 「好きになる性」には、さまざまな形があり、
    異性愛・同性愛・両性愛などがある
  • 「この性なら誰とでもいい」というわけじゃない
  • これらは全て「自分らしさ」なので変えられない
  • カミングアウトとは、セクシュアリティについて他人に伝えること
  • カミングアウトをするかどうかは、
    それによって自分の生活が過ごしやすくなるかで判断すればいい
  • カミングアウトされたら、相手の気持ちを聞いてあげること
  • 勝手に他人に言いふらすのはアウティングといい、
    相手をとても傷つける行為である

漫画やアニメやドラマには恋愛の描写がいっぱいですが、
普段目にするもののほとんどは異性愛ですよね。
思春期には異性に興味を持つようになるもの~とも言われます。
異性愛の人は、そんな価値観を疑問に思わないかもしれません。

それが当たり前であると教えていくと、
異性愛や両性愛や無性愛の人が「おかしい」と言われ苦しむことになります。
「好き」には色々な形があるし恋愛や性愛の関係を望まない人もいる、と
みんなに教えていくことで、みんなが生きやすくなりますね。

他人事に思わないで!

いないのではなく「言えない」だけ

絵本の中で、色々な性の形について書かれてきました。
最後は、理解と当事者性について。

  • LGBTはレズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダーのこと
  • LGBT以外の少数派も含めて
    性的少数者・セクシュアルマイノリティと呼ぶ
  • 自分のまわりにはいないと思いがち
  • 言えないで隠している人もいるかもしれない
  • まずは自分が自分らしさを大事にして、
    他人のことも尊重してあげられるようになること

子どもの心や性についてせっかく学んでも、
「自分の知人にはいない」と思い込むのは危険ですよね。
そういう言動でも、当事者は傷つく可能性がありますから。

多数派の人が当たり前という中で暮らしていると、
自分はおかしいのだろうか?と悩んだり自己肯定感が低下したりしませんか?
本来、人はそれぞれ違うんだよということを、
子ども達にはもっと教えていく必要がありますよね。

これから成長していく中で、
わくわくするような自分の道を見つけて進んでくださいね。

引用元 絵本「赤ちゃんはどこからくるの?」

ワクワクドキドキ性教育シリーズの絵本は、どれも
「自分らしさを見つけて大切にしてね」
「人と比べて焦らないでね」

というメッセージを散りばめています。

人と違ってもいいんだ、
自分はかけがえのない存在なのだ、
と自己肯定感を高めるためだけではありません。

自分と違う人のことも「あいつは変だ」と嘲笑しないで、
他人に寛容さを持とうと教えることもまた「人権教育」なのですね。

性教育は幼児期から!

画像引用元 少年写真新聞社 公式サイト

絵本で性教育を分かりやすく教えてくれているのが
「ワクワクドキドキ性教育」シリーズ。

子どもが傷つけられたり、被害に遭ったりすることに
不安を感じる保護者は多いもの。
でも、逆は?
危害を加えないとも限らないですよね。

そんな子ども達に必要なのも、人権教育のひとつ、「性教育」。

  • 自分の体と心はリンクしていて、とても大事なもの
  • それと同時に、他人の体と心もとても大事なもの
  • 許可なく勝手に、体に触ったり、からかったりしてはならない

これは人権教育の基本ポイントでもあります。
子どもの頃から知っておくことで、危険から回避したり、
他人に性的なイジリをしないようになったりできるようになるでしょう。

思春期や反抗期になってからだと、
親子で性について語り合うのは恥ずかしかったり、
子どもも反発心があって素直に聞くことができません。
そして、小さい頃から子どもが性被害に遭う可能性も低くないため、
性教育をするのは3歳からが望ましいと言われています。
この絵本なら、小学生くらいのお子さんでも理解しやすい文章になっています。

もう思春期始まってしまったし遅いかも…?
なんて思う必要はありません。
気付いた時に行動すれば、それが最善なのですから。
反抗期で話しづらいと思ったら、
この絵本をリビングなどにそっと置いておくのもいいかもしれませんね。
周りにも相談しづらい内容だけに、
気になって絵本をこっそり読んでくれるのではないでしょうか。

絵本「ワクワクドキドキ性教育シリーズ」をもっと知りたい方はこちら!

著者はどんな人?

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画像引用元 京都大学 大学院医学研究科 社会健康医学系専攻 ウェブサイト

現在、人口の3%~5%はLGBTであるという推定がされていますが、
自分自身のからだの性、こころの性、
好きになる性がはっきりしないと感じたり、
悩んでいたりする人を加えると
もう少し多く存在しているかもしれません。
それでも
「自分の身のまわりにはいない」
「出会ったことがない」と感じるようであれば、
それは、言えないでいる人がそれだけ多いということ

引用元 絵本「セクシュアルマイノリティってなに?」

この絵本の著者は日高庸晴さん。
宝塚大学看護学部教授で、日本思春期学会理事の方で、
エイズの研究所で研究員もされていたようです。
法務省の人権啓発ビデオの監修、
文科省の性マイノリティに関する教職員向け資料の作成協力など、
マイノリティと人権に関する啓発活動をされています。

他の著書にも、セクシュアルマイノリティの本があります。

性教育でセクシュアルマイノリティのことを教えていくなら、
TFMとかの分類や定義をみっちり覚えさせるよりも、
「言えない人が多数だから他人事に思わないで!」と伝える方が大事かもしれませんね。

まとめ

関連記事 絵本で始めよう性教育!身を守るためには幼児期から!

伝えるのが難しい性のことも専門家の絵本で学びましょう!

  • 思春期は悩みや不安を抱えながら
    心や体が大人へと成長していく時期のこと
  • 周りと比べて遅いとか違うとかで悩まず、
    自分らしさや自分のペースを大切にして!
  • 性別を表す要素は「体の性」だけではなく、
    「心の性」「身体表現」「好きになる対象の性」がある
  • 4つの要素が一致しない人もいて、
    性的少数者やセクシュアルマイノリティと呼ぶ
  • 自分の周りにいないのではなく言えないだけ
  • 相談されたら勝手に言いふらしたりからかったりしてはいけない

この絵本を読むだけでも、少し理解できたような気がしませんか?
違和を感じるのは思春期だけでなく、幼少期からの子もいます。
多くの人がこれを知り、理解することで、
みんなが、自分のことも他人のことも大切にできるようになるはずです!

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