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「ひとはみな、自由 世界人権宣言」は地球上の全ての人のための絵本

2019/03/06
 
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じんけんのえほんが、よみたい!
人権教育、何をしたらいいか全く分からない!
職場の園や学校で、人権教育をやると言われたけど、どうしたら?
大事な子どもが、傷つけたり傷つけられたりしないためには?

そんなあなたに、超分かりやすくて、短くてすぐ読める、けれど深い、絵本があります。

「世界人権宣言」の絵本です!

「ひとはみな、自由 世界人権宣言~地球上のすべてのひとのために~」

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人権教育と言えば、大好評なのが谷川俊太郎さんの「世界人権宣言」という絵本です。

それと肩を並べるくらい、素晴らしい絵本。

それが、「ひとはみな、自由」です。

ひとはみな、自由です。
自由に考え、自由に感じていい。
ひとはみな、それぞれちがうけど
みんな自由だということ、
そして平等だということ、

これが基本です。

引用元 絵本「ひとはみな、自由」

世界人権宣言というのは、30条の文章からできている、「自分と他人を大切にしましょう」という国際的な約束事。

この絵本では、その30条の全てが、1ページずつ、イラストと言葉で描かれています。
子どもに説明するのにぴったりですが、それだけじゃない!

「実は人権とか、よくわかんない…」という大人にも、とっても良い絵本です。
分厚い本は面倒だなぁ、とか、読書嫌いの方でも!
絵本なら、短くて分かりやすい言葉と、カラフルな絵で、すんなり読めます!

この絵本の推しポイントは、これですっ!

・たくさんのクリエイターによる作画
・分かりやすく、訴えかける文章
・まえがきとあとがきで、より詳しく分かる

たくさんのクリエイターによる作画

絵が、もう美麗なんですよ。
というのも、30条ある条文を、30人のクリエイターさんがそれぞれ担当し、絵を描かれています。

それに見どころは、絵だけじゃない!
絵の雰囲気に合った、字体!
色んなフォントや手書きの字で、条文が表現されています。

描いている方々は、イラストレーター・画家・児童書作家・絵本作家・風刺漫画家・コラージュ作家・アーティストと、実に多彩な顔ぶれ。
勿論、国籍も性別も年齢も、経歴も、様々です。
たくさんの人たちが参加するイラスト集を見ているようです。

テイストが変わるので、ページをめくるのが楽しみになりますよ。

一番衝撃を受けて、印象に残ったイラストは、これです。
ちょっとショッキングなテイストなので、一部分だけにしておきます…。

お人形さんのイラストなんですが、シンプルで心にグサッときます。

でも、決して怖いイラストの絵本ではないんです。
こんな感じで可愛くて癒されるページもあります!

 

第26条は「ひとはみな教育を受ける権利がある」という文なのですが、このページが最高です。
学芸会で自分の雄姿を妄想したり、映画スターになる将来の夢のイメージを膨らませる、ナイジェルくん。
超可愛いし、ハッピーな気持ちになれます!!
でもパパは、総理大臣になってほしいと願って国際連合に連れて行こうとしているんですけど、親ばかな気持ちも、子どもには子どもの夢があるということも、どちらも描写された素敵な絵なんですね。

分かりやすく、訴えかける文章

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もともとは英語の条文ですが、日本語訳にしてもやや硬くて難しい印象を受ける言葉ばかり…かもしれません。

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しかし、さすが子どものために書いてくれた絵本!
しかも日本語訳は、絵本作家の中川ひろたかさん!
素敵な言葉遣いばかりです。

この世に生まれた、わたしたしは、どこまでも生きていい。
どこまでも自由に、どこまでも幸せに、生きていい。

 

ひとは休む権利があります。
仕事を休み、休養することができます。

 

わたしたちは、国の中、好きなところにいっていいし、海外にもいくことができます。
もし自分の国でひどいしうちにあうおそれがあったら よその国に逃げて助けてもらうことができます。

 

わたしたちは、自分で考え、自分で決め、思いを話し、ひとつの考えをみんなでわかちあっていい。

 

ひとはみな、教育をうけることができます。
小学校は無料でなければなりません。
しょうらい、役に立つことを学びます。
どんな教育をうけさせるかは両親が選べます。
世界じゅうが平和になるにはどうしたらいいのかを、みんなで学ばなければなりません。

詩のようで、簡潔だけれど、深い。
そして当たり前のことが書かれているような気がするけれど、普段忘れがちな気もすることばかり。

子どもが全ての意味を理解するには、時間がかかるかもしれませんが、それでも子どもなりに感じ取ることはできます。

「あなたもわたしも自由で大事である」ということを、日頃から伝えていくのが必要です。

まえがきとあとがきで、より詳しく分かる

この絵本は就学前の幼児から読めますが、小学生以降でも、大人でも、しっかり読みこめます!

学校の授業に
自由研究や読書感想文などの宿題に
親子での話し合いのきっかけに
自己啓発本を読む代わりに

活用できること間違いなしです。

まえがきとあとがきも、とても参考になるので、大人の読みものとしても楽しめますよ。

みんなお母さんから生まれました。
みんな赤ちゃんでした。
ぼくたちは、等しく生まれました。
この世に生をうけたぼくたちは みんな等しく、生きていい権利をもっています。
これが、1番の基本。
そして、その権利に、重いも軽いもない。
同じ重さだということ。
これが、ふたつめの基本。

 

地球という星で 鳥も動物も植物もみんな 縄張り争いをくりかえしています。
弱肉強食が彼らには自然の摂理なのです。
強いものが生き残るようになっているのです。
地球という星は、なんていう星なんでしょうか。
しかし、ぼくたちは人間です。
弱肉強食じゃない平和な暮らしを、ぼくたちはできるはずです。
そのためのルール。
それが、世界人権宣言なんだと、ぼくは理解しています。

引用 まえがき「自由で平等であるために 中川ひろたか」

世界人権宣言を広める活動をしているのが、アムネスティ・インターナショナルという団体。
あとがきには、そのアムネスティ・インターナショナルによる、「世界人権宣言 シンプル・バージョン」が載っています。
条文が全て、分かりやすく読みやすく書かれていて、これはイイ!
そのまま子どもに伝えてもいいですね。

特に印象に残ったのは、こちら!

昔むかし、みんなでなかよく暮らしていた村があった。
どのうちも、家の鍵なんかもってなかった。
垣根も、塀もなく、暮らしていた。
ところが、ある日、ある男がひとの家に勝手にあがりこんで、そこにあったパンを食べ、お金をもっていってしまった。
そのことが、みんなに知れて みんなはルールをつくることになった。
今後そのようなことがおきないように 罰則もつくった。
村の人たちは、家の鍵もつくった。
塀がつくられた……。
今ある国境というものは、だいたいそんなことでつくられた。
自由ということのむずかしさです。

こういう話し方・伝え方は、保育士として親として、とても参考になります。
難しいことも、子どもに伝わるように言葉選びをするスキル!
とても必要ですよね。

子どもだからといって適当な子ども騙しの会話ではいけませんから。

著者はどんな人?

著者…というか、世界人権宣言をこの絵本のために日本語訳したのが、中川ひろたかさんです。

保育士(当時の呼称は保父)をされた経験を活かし、絵本作家やシンガーソングライターなど幅広く活躍されています。

代表作といえば…やはりこれでしょうか!

♪世界中のこどもたちが

♪にじ

幼稚園教諭や保育士からも、この2曲は絶大な支持を受けています。

優しくてシンプルだけど、大人に響くように語り掛ける歌詞。

でも、Eテレのおかあさんといっしょに「おしりフリフリ」という曲も提供されていました。
明るくて子ども目線の歌も、勿論あります。

まとめ

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子どもの教育に、読み書きや習い事や英語も勿論大切ですが、これを忘れていませんか?

「人として当たり前に生きるための、当たり前の知識」
「自分にも他人にも優しい心」

だから今、人権教育の大切さが叫ばれています。
絵本「ひとはみな、自由」は、人権教育におすすめ!

・鮮やかで個性豊かなイラスト
・分かりやすい言葉
・まえがきとあとがきで、より深く考えるきっかけに

詩のようで、簡潔だけれど、深い。
子どもが全ての意味を理解するには、時間がかかるかもしれませんが、それでも子どもなりに感じ取ることはできますよ。

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