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「男の子が大人になるとき」もっと自分を好きになるドキドキワクワク性教育絵本

2020/07/02
 
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「子どもが将来、変な犯罪に遭わないためにはどうしたら…?」
「自分で自分の体を心を守るためには何をすれば?」
「加害者にならない、優しい子に育ってもらうにはどうすればいい?」
「性教育って、家庭では何ができるんだろう?」
と不安に感じていませんか?

男児を持つ親だけでなく!
女児の親も、先生達も、みんな必読!

分かりやすい性教育の絵本「男の子が大人になるとき」
で、正しい知識をつけましょう!

「男の子が大人になるとき」もっと自分を好きになるドキドキワクワク性教育

関連記事 性教育と一緒に「人権教育」の基礎も絵本で学ぼ!

子どもから大人へと成長していくまっただ中は、
荒れる海を公開しているような時期なんだ。
その時期にからだやこころとしっかり向き合い
悩みを仲間と分かち合ってみよう!
がまんや思いやりの気持ちを学び、
そして自分だけの宝物を見つけるために。

引用元 絵本「男の子が大人になるとき」

男の子の思春期と性、
自分や他人の心身を尊重することの大切さを教えてくれる絵本。
それが、「男の子が大人になるとき」です。
誰しもが通ってきた思春期の不安や焦りやイライラ…。
大人だって知っているはずなのに忘れてしまって、
子どもを従わせようとしてしまいがちです。
しかも、日本では育児のほとんどは女性が担っている中、
異性の子ども、男児の思春期にはどう向き合ったらいいのか
全く分からない
母親も多いのではないでしょうか。

そんな不安定な時期の子どもと親に寄り添い、
支えてくれるのが性教育絵本なのです。

思春期は子どもが大人へと成長していく大事な時期です。
しかし、すでに大人になってしまった人は、
自分自身の経験をもとに、
思春期は誰もが、当たり前のように
経験することだと思ってはいないでしょうか。
(略)
体は一見大人になっている人の中にも、
思春期ときちんと向き合わなかったため、
こころが十分成長しきっていない人たちが増えています。
(略)
本書は思春期の悩みを解消することを目的にするのではなく、
思春期は、一人ひとりが違う存在であり、
悩みを共有する中でお互いが成長する時期である
こと
を実感してもらえることを最大の狙いとしています。

著者は、泌尿器科の医師。
正しい知識で、身を守り、また他人を尊重するために、
是非読んでみていただきたい。

この絵本では、しっかりと体の部位や性について説明やイラストがあります。
グロテスクな写真や表現はないので安心して読めますよ。
googleさんにアダるトコンテンツとみなされてしまわないよう、
当ブログでは曖昧に表記させていただきます。

どんな内容?

この絵本にはこのような内容のことが書かれています。

  • 大人になる際の体の変化
  • 女の子の月経について
  • 自分の下半身との付き合い方
  • 自分や他人の心身と個性を尊重すること

大人になる際の体の変化

みんなのからだはいま、
身長がのびたり体重が増えたりと成長しているとちゅうだね!
だけど、大人になるってことは、それだけじゃない。
からだのあちこち、そしてこころにさまざまな変化が起こるんだ。
ぼくたちの場合、ときに乱暴になってしまうこともある。
いままでのように家族や先生にあまえられなくなることも増える。
さびしいね。
だけど将来、キミの周りにいる人たちのことを大切にしたり、
自分が得意なことは何かを見つけたりするために必要な通り道
なんだ。

はじめに、思春期に体に起こる変化について詳しく説明されています。

  • 脳から指令が出て体に色んな変化が起こる
  • 体毛が多くなり、脇や股やすねに毛がはえる
  • せいきとは何かという説明
  • ひげが生えてくるので剃り方を覚えること
  • 筋肉質になり骨格もしっかりしてくる
  • 喉ぼとけが出て、声変わりで低くなるから喉を労わること
  • 女の子と違う体つきになってくる
  • 反発心やイライラを抱くことがある

自分の体のことを知るには、
異性の体との違いを知るのも必須
ですね。
だいたい一般的には女性は丸みをおびた体、
男性はがっしりとした体になってきます。
しかし、あまり「平均」「普通」「男らしさ」に
とらわれる必要はない
とも述べています。

この変化は一人ひとりちがうことを忘れちゃいけない。
自分は、友だちと比べて背がのびないとか、
太っているとか、
ひょろっとしてやせているとか、
こんなからだじゃ男らしくないとか、なやむこともあるだろう。
そういうふうにからだのことでなやんだときには、
自分にどんな服が似合うのか、
どんなスポーツが向いているのか、考えてみるのもいいね。

女の子の性教育絵本にも書いてありますが、
他人と自分を比べて自己肯定感が低くなってしまいがちな思春期には
「自分らしさを受け入れて」
と語り掛けることは非常に重要なことです。

これは本当に念を押して、日々の生活の中でも繰り返し伝えていきましょう。

女の子の月経について

性教育の授業では、女の子だけに月経の授業を教えるのが昔のやり方でした。

男児は知らないままでよいのでしょうか?

正しい知識を教えないまま、
アダルトコンテンツで間違った月経の情報に出合ってしまったら?

男児にも、月経のことをしっかり知っておいてほしいものですよね。

これまでの社会では、
女性の月経を「汚いもの」「ひわいなもの」と見なしていたり、
出血をコントロールできないのは怠慢だという認識をする男性がいます。
「自分は重い生理痛でも頑張ったんだから、あなたも頑張れ」という女性もいます。
そのように無理をさせることで、
重い月経痛・不妊症・婦人科系の疾患に悩む女性は増えてしまうでしょう。

  • 月経は、女の子が赤ちゃんを育てられる体になってきたしるし
  • 女の子のお腹の中には、
    血液でできた、赤ちゃんのためのベッドが毎月作られる
  • 新しく作られると、古いベッドは股から血液となって出る
  • お腹が痛くなったりイライラしたりする
  • 温泉やプールや激しい運動などで無理はできない
  • 友だちが月経になってもからかっては絶対にだめ!

特に大事なポイントが「からかってはだめ」ということ。
素直に聞いてくれる小学校低学年くらいまでには、
タブー視せず、しっかり伝えていきたいものですね。
将来の恋人や家族、そして見知らぬ誰かに酷い扱いをしないために。
きっと、男児を持つ母親に対しても、
尊敬や労いを表してくれるようになるでしょう。

自分の下半身との付き合い方

母親としては息子に非常に伝えづらいのが、これですね。

  • せいき・せいつうについての説明
  • 新しい命のもとが体内で作られるようになった証拠であること
  • 初めてで驚くかもしれないけれど、大人になった証であること
  • おしっことの違い
  • 女の子と接した時に、なってしまうこともある
  • 悪いものではないが、見せびらかしてはならない
  • ほうけいの説明とケアの仕方
  • ますたー●ーしょんの説明

女の子の性教育絵本の場合は、
「いかにして自分の体を大切にするか」
「どうやって自分の心身を守るか」
ということがより重要視され描かれています。
その一方、同じ性教育絵本のシリーズでも、男の子の場合は、
下半身の仕組みに重点を置き、
「人に見せつけたり、無理やり嫌がっていることをしてはいけない」
ということがより大事に書かれている印象です。
どんな性別であっても、
小学校低学年くらいで性的な嫌がらせはありえない話ではありません。
性のことに関しては特に、
他人に見せつけたり比べたりしてはいけないことを、
しっかり伝えていきましょう。

男の子が成長すると、
せいよく(しゃせいしたいという気持ち)がとても強くなる。
(略)
だけど、相手がいやがっているのに女の子にさわったり、
のぞきをしたりして気持ちを満たすのは犯罪。

ますたー●ーしょんは自分で
自分のせいよくをコントロールするために大切なことなんだ。

こういう説明は、母親だけでなく父親だって話しづらいもの。
だからと言って、先輩や同級生からの話は正しいとは限らないし、
変な見栄やデマや「イタイ武勇伝」に振り回されがちです。
この絵本は、そういう伝えづらいことや
大人も真偽が分からないことなどをきちんと教えてくれますよ。

自分や他人の心身と個性を尊重すること

男の子の心身について書かれている絵本ではありますが、
女の子が読んでくれていることも想定して、女の子宛てのメッセージもあります。

男の子が大人に近づいて、せいつうが来ると、
せいよくを我慢できなくなって、
エッチなことを言ってくることがあるかもしれない。
だけど、そこでいつも男の子の気持ちを受け入れる必要はない。
自分がいやなことは、ハッキリいやと言おう。(略)
「相手の気持ちはいつも自分の思う通りにはならない」と学ぶことも、
相手に関心を持つことの一つで、男の子のためにもなるんだよ。
相手が何をいやと思うか、自分は何をがまんしたらいいのかを考えることが、
大人になって、ほかの人といっしょに行動したり、
生活したりするための第一歩だからね。

女の子が我慢したり、ママや先生のように教えてあげたり…という役割を、
同年代の女の子に負わせるのは大きな負担です。
女の子が嫌なものは嫌と言えるようになるのは、勿論大事なこと。
それと同時に、大人も役割がありますよね。
話をよく聞ける、幼児期~小学校低学年くらいから、
「嫌がることを無理にするのは絶対にいけない」ということ、
「『嫌よ嫌よも好きのうち』は間違いで、嫌なのは嫌なんだ」ということ、
「のぞきは犯罪だ」
ということ等を、大人が率先して伝えていきましょう。
そして男の子同士で注意しあえる環境にしていくのも、立派な教育です。

それから、男の子同士では、
下半身事情を比べ合って自己肯定感が下がったり、
変な自信がついて自慢したりというのもあります。
せいきの形や大きさについて、
この絵本の著者は「大いに悩もう!」と呼びかけているのです。

  • 勉強ができる人がいれば、スポーツができる人もいる
  • 体の成長も、大きさも形も、人それぞれである
  • 何を持っているか、「持ち物」よりも、「持ち主」が大事
  • 自分の特徴に気づき、得意なことや長所を見つけて
  • 思春期に自分の特徴を見つけて受け入れられたら、大人になった時の力になる
  • 誰かを好きになると苦しい時もあるけど素敵なこと
  • 男の子を好きになる男の子もいる

相手のことが気になって、
比べてしまって仕方ないのは思春期では当然かもしれません。
でも、大事なのは体の形や大きさではなく、
「どういう人か」ということ!
約束事をやぶったり他の人をいじめたりするのは、
素敵な人のすることではありませんからね。

性教育は幼児期から!

絵本で性教育を分かりやすく教えてくれているのが
「ワクワクドキドキ性教育」シリーズ。

子どもが傷つけられたり、被害に遭ったりすることに
不安を感じる保護者は多いもの。
でも、逆は?
危害を加えないとも限らないですよね。

そんな子ども達に必要なのも、人権教育のひとつ、「性教育」。

  • 自分の体と心はリンクしていて、とても大事なもの。
  • それと同時に、他人の体と心もとても大事なもの。
  • 許可なく勝手に、体に触ったり、からかったりしてはならない。

これは人権教育の基本ポイントでもあります。
子どもの頃から知っておくことで、危険から回避したり、
他人に性的なイジリをしないようになったりできるようになるでしょう。

思春期や反抗期になってからだと、
親子で性について語り合うのは恥ずかしかったり、
子どもも反発心があって素直に聞くことができません。
そして、小さい頃から子どもが性被害に遭う可能性も低くないため、
性教育をするのは3歳からが望ましいと言われています。
この絵本なら、小学生くらいのお子さんでも理解しやすい文章になっています。

もう思春期始まってしまったし遅いかも…?なんて思う必要はありません。
気付いた時に行動すれば、それが最善なのですから。
反抗期で話しづらいと思ったら、
この絵本をリビングなどにそっと置いておくのもいいかもしれませんね。
周りにも相談しづらい内容だけに、
気になって絵本をこっそり読んでくれるのではないでしょうか。

絵本「ワクワクドキドキ性教育シリーズ」をもう少し知りたい方はこちら!

著者はどんな人?

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画像引用元 公式サイト 紳也’sホームページ

この絵本の著者は岩室紳也さん。
泌尿器科の医師として厚木市立病院等で活躍されたり、
保健所で公衆衛生医として働かれたり、
ヘルスプロモーション推進センター(オフィスいわむろ)では代表も務められています。
日本泌尿器科学会指導医、日本思春期学会常務理事、日本性感染症学会代議員。
お仕事をされながら、
思春期の性について・エイズ等感染症予防についての啓発活動もなさっています。

思春期は体の変化、こころの変化に翻弄される時期です。
その時期にいろんなことに悩む一方で、
そのことを仲間と共有し、気がつけば体の成長と向き合い、
仲間とのやり取りを通して忍耐や受容することを覚え、
こころも成長した大人になっていきます。

思春期は悩みや恥を皆で共有しつつ、お互いを育て合う大事な時期です。
しかし、現代は人と人との関係性が希薄化し、
悩みや恥を仲間に見せることもはばかられる時代になっています。
悩むことを放棄し、悩むことなく体だけが成長している人が少なくありません。

「人に迷惑をかけるな」という教育ではなく、
「自分が困ったら助けを求め、他人が困ったら助けてあげよう」という価値観に!
持ちつもたれつの寛容な社会になろう…と仰っているのでしょう。

思春期の子ども達の成長と健康と安全のために
日々従事されている
専門家だということが、
他の著書にもよく表れていますね。

まとめ

関連記事 絵本で始めよう性教育!身を守るためには幼児期から!

伝えるのが難しい性のこと。
しかし、専門家が書いた絵本なら、
本当に大きな学びを得られるので超おすすめです!

  • 性教育の基礎は、
    「体の部位」「自分や相手の心身を尊重するべし」と知るところから!
  • 思春期は悩みのもとを解消するのではなく、
    自分と向き合い受け入れる時期である
  • 両性の体の変化を理解し、思いやりを知ること
  • 自分や他人の心身と個性を尊重すること
  • 「普通」「男らしさ」にこだわらず、
    人それぞれ違うものだを理解すること
  • 下半身の成長や性的な行動は、他人に見せびらかすものではない
  • 嫌がっているのに体を触る・覗きをするのは犯罪
  • 持ち物(外見)よりも、持ち主(中身)が大事!

「男の子が大人になるとき」のポイントはこれらでしょう。
男児がいるご家庭も、女児がいるご家庭も、
子ども達と読み、一緒に話し合ってみませんか?

読んだらまず、「何か言いことを言わなきゃ」と親が先回りするのではなく、
お子さんに「どう思った?」と聞いてみて、意見を引き出してみるのもいいですよ。

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