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髪の毛の寄付の方法!夏の前に切りたい人は是非ボランティアを

2020/06/29
 
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これから暑い夏がやってきます。
その前に、長い髪の毛を切りたいあなたに、
ご検討いただきたいのが「ヘアードネーション」!

その長い髪の毛で、子ども達を応援しませんか?
病気等で髪の毛がない子ども達にウィッグをプレゼントする、
ヘアードネーションとその理念についてご紹介!

  長い髪を集めている?ヘアードネーションって何?

関連記事 クリスマスの夜、子ども達のために最高のボランティアしませんか?

ヘアードネーションとは「髪の毛の寄付」というそのままの意味ですが、
その名前で活動をしている団体があるのです。

公式サイト 特定非営利活動法人 Japan Hair Donation & Charity

この団体JAPAN HAIR DONATION & CHARITY
(JHD&C、通称ジャーダック)は、
一般市民のドナーから寄せられた髪の毛で、
フルオーダーウィッグ「onewig」を作り、
無償提供を行っているNPO法人
なのです。

私の幼馴染がガチでコスプレをするオタクなのですが、
「人毛のウィッグってめっちゃ高いんだよ!」と熱弁していたのをよく覚えています。
カラーもできるしアイロンで巻くこともできると。
凄い!
それを無償提供しちゃうわけです。

無償で人毛のウィッグを誰にでもくれるのか?
答えはNOです。

公式サイトをご覧になればお分かりかと思いますが、
これの対象になっているのは、子どもです。

  • 小児ガン
  • 無毛症
  • 先天性の脱毛症
  • 不慮の事故等

により髪の毛を失ってしまった子どもへのサポートとして、
医療用のウィッグを製作しているのです。

髪の毛を寄付したい!その方法とは?

参考 京都新聞ー先生の髪切り「命の授業」 京都の中学、医療用かつら学ぶ

髪の毛を寄付したくなったら、方法は2つ!

  1. 自分で切って、束ねて送る
  2. 団体と提携の美容室で切ってもらう

自分で長さを図って、束ねて送る…
っていうのは結構面倒です。
私は美容室でのカットをおすすめします。

↓私も切りました↓

髪の毛の規定もあります。

  1. 31cm以上の長さであること
    (それ以下の長さでもちゃんと有効活用される)
  2. そこそこ丈夫な毛であること
    (引っ張ったら切れてしまうような相当のダメージでなければOK)
  3. パーマ・ブリーチ・白髪・くせ毛もOK
  4. 年齢性別・髪質は問わない
  5. 完全に乾いた髪の毛であること
    (カビの発生防止等、衛生的な観点)

31cm以上あればウィッグは作れるそうですが、
ウィッグを希望する子どもの中には、
ロングヘアを希望する子も少なくないそうです。

そうなると必要になるのは50cm以上…!

アニメのキャラクターはロングヘアも多くて憧れるだろうし、
ウィッグでもヘアアレンジ楽しみたいですよね。
なかなか大変だけれど、
成人式・結婚式のために髪を伸ばして式を終えた人達は、
ただ切るより寄付してもらえたら、
社会貢献になって自己肯定感もぶち上りますよ!

色々と準備や処理が面倒なので、
近くの美容室を選び、
切ってもらうのも送付してもらうのもお願いしました。
全てお願いできるので楽ちんです。

結構多数の美容室が登録されているので、
お近くのサロンを探してみてはいかがですか?

参考 公式サイト JHD&C ドネーションサロン検索システム

※追記
一部の美容室が、寄付された髪の毛をネット上で不正に転売を行っていたことが発覚。
ジャーダックは「美容室を経由した寄付」の受付を当面停止するようです。
寄付をする際は、美容室で切ってもらっても、送付は必ず個人でやることになります。
美容室から送ると言われても断るようにしてください。
(転売をしている美容室の可能性もありますので…)
寄付の際は、必ずジャーダック公式サイトから状況をご確認ください!

毎年多くの子ども達が闘病中

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現在日本国内では、
毎年およそ3,000人の子ども達が小児がんに罹患しています。
この割合は、およそ5千~1万人に1人が発病している計算です。
(略)
しかしながら、放射線治療や抗がん治療過程による毛髪の脱毛により、
子ども達の社会生活においては、
前述の問題も含めさまざまな困難があります。
同様に先天的な無毛症や脱毛症など、
自己免疫疾患や火傷、
事故によって頭髪を失った子ども達の抱える問題も、同様のものです。

引用元 JAPAN HAIR DONATION & CHARITY公式

誰でもできる!社会貢献と人助け

長い髪の毛を寄付するのは、
大人の女性だけでなく、
男性でも子どもでもOKです!

子ども向けの医療用かつらを作るため毛髪を寄付する
「ヘアドネーション」の活動が広がる中、
京都市左京区の小学生姉妹が自分たちの髪の毛を寄付した。
子どもは寄付に必要な31センチ以上の長さを確保しにくいこともあり、
ヘアドネーションに取り組む例は少ないが、
姉妹の母親は「誰でもできることを知ってほしい」と話す。
 同区のノートルダム学院小4年大塚心花(こはな)さん(9)と1年白鳥(しとり)さん(7)姉妹。
数年前に家族でスイスに住んでいた際、
毛髪を寄付する人に多数出会い、
母あゆみさん(40)が
「子どもでも、お金をかけなくても、誰かの役に立てることを知ってほしい」
と、ヘアドネーションを目標に髪を伸ばすことを勧めてきた。

引用元 京都新聞ー小学姉妹が「ヘアドネーション」京都、医療用かつらに寄付

子どもでも誰かの役に立てることを知る!
素晴らしいですよね。

髪の毛を伸ばすのはちょっと…
という人は、髪の毛の寄付だけでなく、
ウィッグに加工する費用に充てるためのお金の寄付もあるので、
是非ご検討されてはいかがでしょうか?

髪のない子の学校生活は結構大変

不登校の問題は割と認知されてきましたが、
こういった病気を抱えている子達も、
勉強や通学に困難を感じているんですね。

「みんなと同じように〇〇をしなきゃいけない」
と感じさせられることが多いのが日本の学校。
そんな環境の中で、
「自分は髪の毛がなくて、見た目が全然みんなと違う…」
と毎日子どもが苦痛を感じていたら、
学校に行くのはとてもつらいかもしれません。

小児ガンや無毛症、不慮の事故などで頭髪を失った子ども達は、
髪が無いことで大きなストレスを抱えています。
自分の髪が抜け落ちる過程での精神的ショック、
家族で買い物に出かけたり外で遊ぶ、
という健康でさえあればごく普通の生活が億劫になったり、
学校や公園でもまわりの視線ばかりが気になったり、と…。
また、頭髪問題は復学の際の一番のネックになっているとの報告もあり、
病気への誤解や偏見が生じると、
その後イジメや引きこもりにも繋がりかねない、
非常に繊細な問題を内包していると言えます。
もちろんウィッグをつけることで全てが解決するとは思いません。
しかし、ウィッグをつけることで、
健康な私たちには当然のことである、
普通に日常生活をすることができる、
気持ちも前向きになり治療にも専念できる、
等の良い効果があるのではないかと考えています。

引用元 JAPAN HAIR DONATION & CHARITY公式サイト

このヘアードネーションの寄付によって、
少しでも明るい気持ちになって勉強に励むことができたら、
この支援ってすごい力があると思いませんか?

しかしそれだけではありません。

この団体が最終的に目指すものは、
みんなに医療用ウィッグを提供することではないとのこと!

病気で髪の毛が無くたって、
ウィッグをしなくたって、
変な目で見られずに学校へ通える!
電車に乗れる!
普通に社会生活を送ることができる!
個性の一つとして認知される成熟した社会

これを目標としているそうです。

ウィッグはステップに過ぎないんです。

まとめ

関連記事 色覚異常の子どもたちにできること…「色覚バリアフリー」って何?

夏の前に長~い髪を切りたいと思ったあなた!
寄付してもいいかも!と思えたなら是非!

  • 31cm以上
  • どんな色や髪質もOK
  • 性別や年齢も不問
  • お金での支援も可能

提携サロンで切ってもらって寄付しませんか?
見も心もさっぱり清々しくなりますよ。

一人でも多くの子どもが、幸せになれますように!

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