いじめも不登校も逃げていい!夏休みがポイントの理由とは
暑い暑い夏休み。ヒャッハー!!!
楽しみすぎちゃってるパリピ学生もいることでしょう。非リア充とか言われちゃうオタクの方々も、意外とお盆は超絶忙しいですからね。私の幼馴染はレイヤーなので、お盆と年末に多忙を極めているのはよく知ってます。
しかし、オタクも非オタクも関係ない!
夏休みは要注意な時期なのです。
いじめと不登校は夏休みが勝負時?!
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#不登校は不幸じゃない #学校は行かなくてもいい
twitterでたまたま見つけた方が面白い活動をされているので、フォローしている人がいます。小幡和輝さんという方です。学生時代に不登校を経験しましたが、学校に通わないで家で過ごしていた時に、自分の好きなこと・得意なことを思い切りやって、その繋がりで友だちができて…今は起業されて社長です。
ご自身の経験から、不登校の子ども達への支援のために活動されています。
twitterで「#不登校は不幸じゃない」「#学校は行かなくてもいい」というハッシュタグで様々なツイートをされています。
文部科学省のこのページいい。不登校の対応方針についてわかりやすい。
不登校は誰にでも起こることで、問題行動ではない。学校に登校するということをゴールにしちゃいけない。
ほら。あとはもうイメージだよ。#不登校は不幸じゃない で社会の空気感を変えていきたい。https://t.co/BEqhs0CrA3 pic.twitter.com/8DfrM9iFKo
— 小幡和輝 #不登校は不幸じゃない 発起人 (@nagomiobata) August 6, 2018
この夏休みの8月19日に、全国でイベントをすると発表されました。それは、不登校の子どもやその保護者に、気軽に来てもらって喋って過ごそう、みたいな感じです。
思い切りスポーツやろうとか、そういう頑張っちゃう系のイベントではなく、不登校で悩みモヤモヤを抱いている当事者が、何かを語ったりして安心できるような場所を提供したいということでしょう。
しかし、家に引きこもっている不登校児の場合、人の多い場所に集まるのはハードルが高いとか、不登校に後ろめたさを感じている保護者も来たがらないのではないかとか、解決しなければならないところはいくつかあるようです。
私としては、成功してほしいなぁ…と思い、このブログで紹介させていただきました。教育系の別イベントがあって、このイベントの当日参加は難しいのですが。
夏休みが勝負時である理由
発起人の小幡さんは、夏休みの8月19日にやる必要がある理由を語っています。
それは、子どもの自殺です。
現代の日本で若者の自殺率が多いのは、みなさんも報道でご存知でしょう。しかし、子どもの自殺が特に多いのが、夏休み明け、9月1日だと言われているのも結構有名な話。
何となく気持ちが分かるような気もします…。程度の差はあれど「学校に行きたくない」と思っている子どもは、そんなに少数じゃないように思えます。そういった多少なりとも学校に行きたくない気持ちがある子が、長い夏休みを経て、さぁ久々に学校へ行こう…と考えた時の気持ちは…??
「学校に行かなきゃ…」という、しんどさと義務感で、余計行きたくなくなりませんか。
全国で多発するかもしれない夏休み明けの自殺を防ぎたい、との思いで、夏休みが明ける前の、この8月19日に小幡さんは協力者たちと共に全国で同時にイベントをすることにしたのです。
私たちは、日々ニュースで、誰が事故で亡くなったとか自殺したとかを見聞きしていますが、かなり麻痺していませんか。子どもが学校生活や人間関係で悩み、死ぬことを選ぶ…それが多発しているんですよ。正気の沙汰じゃないです。もっと危機感を持たなければならないと、私自身、反省しました。
当事者でない人こそ理解を
私は、不登校にはなっていないから当事者ではないです。当事者からすれば、そうじゃない人はきれいごとを言っている汚い大人かもしれません。しかし、子どもの自殺が多いことを聞けば苦しい気持ちになるし、周りの大人が考え方を変えて「嫌なら学校に行かなくてもいいよ。学校だけが世界じゃないよ。」と言える社会であってほしいです。
あまり書きたくはないんですが、知人の話になります。多分、その人の教育観とは全く合わないので、「非常識で変わり者のばかな先生」だと私の方が思われていることでしょう。
「すぐ熱中症になるなんて甘い。」「みんなのために動けないのは自分勝手で自己中!」「最近の親は…!」「集団行動できない子はハブられるのも仕方ない。」「不登校は学校に適応できないだめな人間。」「日本人の学校教育はすごい。礼儀正しいし集団に配慮できる。それなのに他の国は…。」「最近の子は個性がない!」
こういうことを言えてしまう先生なのです。でも、珍しくないと思います。先生だけでなく、保護者にもきっといるし、当事者じゃない人もこう思っている人はいるのではないでしょうか。
私が、従来の学校教育に疑念を抱くようになったのは、この知人の先生の発言を聞いてからです。個性とか個人の思いをないがしろにして、全体で揃えてまとめることや見栄えのいい運動会をすることが、果たしていい教育なのだろうか…。そう考えるようになりました。
そして、自分の子どもを持ち、じっくり観察することで気づいたのです。既に0歳で、強い意志を持つ一人の人間として接しなければならないということに。偉そうに大人が「子どもを正しく導いてやろう」とか「直してやろう」「教えてやろう」なんて思っているのは、傲慢なのではないかと。
・学校が絶対正しいという考え方を捨てること
・学校以外にも楽しい場所や活躍できる場所はたくさんあること
子どもも親も先生も、保護者以外の大人にも、この考え方が広まっていけば、自殺する子どもも減るのではないでしょうか。
まとめ
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不登校は非行である、という考えはもう時代遅れです。
つらい思いをして学校に無理に通っていると、「つらいことから逃げてはいけない」と思い込む癖がついてしまい、いじめからもブラック企業からもパワハラからも逃げられない人間になってしまいます。
大事な命を、学校なんかのために終わらせないでほしいです。家でひたすら楽器やってもいいし、プログラミングしてもいいし、筋トレしてボディビルダーの大会に出たっていいし、できることはたくさんある!
今年の夏休み明けに、少しでも救われる子が増えますように…。
めろん