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ノーベル賞受賞者のおすすめ絵本「マララのまほうのえんぴつ」!

2019/10/07
 
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本庶佑氏がノーベル生理学・医学賞を受賞され話題となりましたね。

 2018年のノーベル医学・生理学賞を、免疫を抑制するタンパク質を発見し、がん免疫治療薬「オプジーボ」の開発につなげた京都大特別教授の本庶佑(ほんじょ・たすく)氏(76)ら2氏に授与すると発表した。(略)本庶氏は、がん細胞が人の免疫力から逃れて生き延びる仕組みを阻止し、免疫細胞の攻撃力を高めて治療する全く新しいメカニズムの薬を開発した。このタイプの薬は「免疫チェックポイント阻害薬」と呼ばれ、一部のがんに劇的な効果が確認されており、がん治療を一変させる新薬として近年、世界的に注目を集めている。
 本庶氏は平成4(1992)年、免疫を担う細胞の表面にある「PD-1」というタンパク質を見つけたと発表。マウスを使った実験で、がん細胞への免疫を抑えるブレーキ役として働いていることを突き止めた。

※引用元 産経ニュース「本庶佑氏にノーベル医学・生理学賞 がん免疫治療薬を開発」

ノーベル賞受賞者が日本人から出るとメディアでは大騒ぎです。
毎年恒例のお祭りみたいなものでしょうか。

長年研究されてきたのはとても素晴らしいことなのですが、有名な賞を受賞した途端にマスコミや世間の人が野次馬で押し寄せてくるこの事態、毎回受賞者の方々はどのようにお考えなのでしょうね。
私なら嫌だ…。

ノーベル賞というのは本来、どの国籍の人物がいくつ受賞したかという点取り合戦ではないはず。

どんな人が
どんな背景で
その主張・研究結果に至ったか
それによってどんな人達が救われるのか?!

それにもっと目を向けたいですね。

そこで!
ノーベル平和賞受賞者が描いた絵本があるのです。
子どもに教育をさせることの大切さを、国連でスピーチした人。
当時最年少でノーベル平和賞を受賞した、マララ・ユスフザイさんの半生を描いた絵本です。

「どうして勉強しなければならないの?」という子どもの疑問に、ヒントを与えてくれるかもしれませんね。

ノーベル平和賞受賞者の絵本「マララのまほうのえんぴつ」

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画像引用元 ポプラ社

これは、ノーベル平和賞を受賞した、マララ・ユスフザイさんというパキスタンの女性の自伝絵本。
激動の半生がつづられています。
子ども達や若い人に向けて、分かりやすく、自分の活動を知ってもらうためには絵本が良いと考え、出版されたとのこと。
子どもにも分かりやすく、そして「ノーベル賞とかマララさんとか知らないし今更聞けない」という大人にも、大変読みやすいお話になっています。

子どもたちの教育の大切さを訴えたスピーチで有名。

さて、このマララさんは、一体何をして注目を浴びたのでしょうか?

それは、「子どもに教育を受けさせれば、世界は変わる」と国連でスピーチをしたからです。
しかも「女の子は教育を受けるな」と弾圧され銃撃され、奇跡的に回復した後だったのです。

私の本、「マララのまほうのえんぴつ」は、魔法を信じ、魔法は自分の中にあると私が気づくまでの物語です。
私が子どもの頃みていたテレビアニメでは、魔法のえんぴつで、こまっている人たちを助けて活躍する、小さな男の子がいました。
私は、毎晩寝る前に、「魔法のえんぴつをわたしにもください」と祈りました。
しかし、朝になって引き出しをあけても、魔法のえんぴつなどありませんでした。
願っているだけではダメだ、誰かが声をあげなくてはいけないと考え、私が声をあげることにしました。
~「ひとりの こども、 ひとりの せんせい、いっさつの ほん、 いっぽんの ペン、それらで せかいを かえることは できるのです」~

引用元 ポプラ社

このままじゃ なにも かわらない。だれかが こえを あげなくちゃ。まって……。
だれかじゃなくて、わたし?
パキスタンの小さな村にくらすごくふつうの女の子が、言葉で世界を変えた真実の物語。

引用元 絵本「マララのまほうのえんぴつ」

世の中を変えたい・声をあげたいと思ったら大人とか子どもとか関係ない、とマララさんは言います。
人権運動家として活動しはじめ銃撃された当時、彼女は14歳の子どもだったんですから。
そんなマララさんの激動の半生と想いを、絵と言葉にまとめあげたのがこの絵本なのです。

著者マララ・ユスフザイさんについて

あなたはまほうをしんじますか?
わたしはしんじます。
わたしはさいしょ、じぶんのへやでかいているだけでした。
でも、かいたことばはせかいにひろがって、いまでは、なんびゃくまんにんものひとたちが、わたしといっしょにこうどうをおこしています。
わたしはきづいたのです。
まほうのえんぴつは、じぶんのことばと、じぶんのこうどうのなかにあるのだと。

 

マララ・ユスフザイさんとは、史上最年少の17歳でノーベル平和賞を受賞した女性。

マララさんはパキスタンで生まれ育ちました。
幼い時の故郷は穏やかな街だったけれど、貧困でごみを拾う仕事をして学校へ行けない子ども達の存在も認識しはじめます。
そんな中、情勢の変化により、武装集団が権力を握るようになりました。
武装勢力タリバンですね。

「女の子は学校に行くな」と禁止され、怖くて学校に行ける女の子がどんどん減っていきます。

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私は「自分はまだ子どもだから、どうすることもできない……」と思っていました。
でも、父が女の子の教育について懸命に発言しているのを見て、気づいたのです。
私だって言葉を持っている、そしてその言葉を使いたい、と。(略)
子どものころは「自分には何もできないから……」と考え、大事な仕事を大人にまかせてしまうものです。
けれど、私は、学校に通う権利がうばわれそうになったとき、これまでよりも自分が強くなり、自分の言葉に力があるということを実感したのです。

しかし、マララさんのお父さんは、学校の校長をしていて、「女の子も教育を受けるべきだ」とマララさんを後押し。

「みんなが自由に仕事を選び、生きるようになるためには、男も女も関係なく、子ども達は勉強するべきである」

マララさんはお父様と一緒に強い意志を持って主張し、武装集団の命令に背いて学校にも通い続けます。
そうしていくうちに、イギリスの有名なブログでこの状況を広めたり、顔を出してインタビューを受けるようになり…。

14歳だったある日、武装した兵士に銃撃されてしまいます。
しかし、奇跡的に命を取りとめ、飛行機で遠くの病院にも渡り、何度も手術を受けて助かったのです。

その後に、国連で行われた有名なスピーチがあります。

One child, one teacher, one pen and one book can change the world.
Education is the only solution.
Education First.

ひとりのこども、ひとりのせんせい、いっさつのほん、いっぽんのペン、それらでせかいをかえることはできるのです。

(日本語訳は「マララのまほうのえんぴつ」より引用)

※YOUTUBE 「<字幕>マララさんノーベル平和賞受賞スピーチ」

・子ども達は学ぶべきである
・女の子であろうと誰であろうと勉強する権利がある
・みんなが学校に通って知識をつけることで豊かな社会になり、世界は変わる

こう主張しつづけたマララさんは、ノーベル平和賞を受賞することになりました。

マララさんの強い意志の元となったであろうお父様も一緒に、「マララ基金」を立ち上げ、世界中の少女たちに勉強の機会を与えられるように現在も活動中です。

私の人生には、銃で撃たれるなど、たくさんの辛い出来事が起こりましたが、自分よりも若い人たちに、わかりやすく伝えていくには、絵本が一番適切だと考えました。(略)
自分の人生をこのように美しく表現してもらえるとは思っていなかったため、感謝しています。
この絵本がひとりでも多くの子どもたちに読まれることを願っています。
この絵本を手にした子どもが、魔法は自分たちの言葉や文章、絵のなかにあると気づいてくれたら嬉しいです。
世界各国でこの絵本を出版して頂き、光栄に思います。
私の物語を読んでくださる日本の皆様、どうもありがとうございます。

引用元 ポプラ社

「どうして勉強しなきゃいけないの?」の答えが分かるかも?

魔法は、学びの中に、愛や平和、美しいものすべての中にあります。
そして魔法は、あなたの中に、あなたの言葉に、あなたの声にあるのです。

子どもが少し大きくなると、親や先生に言いませんか?

「どうして勉強しなきゃいけないの?」
「なぜ学校に行かなければならないの?」

みんなが抱く疑問の答えが、この絵本で見つかるかもしれません。

貧困とされる国や地域では、子ども達は労働力とみなされ小さい頃から働きます。
学校へ行けず、文字の読み書きもできず、勉強しないまま大人になります。
大人になっても、知識がなければ、自分で好きなことを選択し将来を切り開くことは難しいです。
産まれた子どもにも影響します。
貧困は、親から子どもへ、連鎖するのです。

勉強して知識・知恵をつけていくと?

・自分で好きなように生きるための力がつく
・色んな人がいることを知り、寛容で優しい人になれる
・自分の力を活かして、困った人々を助けられるようになれる

こういうことのために勉強するのかもしれませんね。

子ども達はみな、自分のために知識を得て、好きなことに熱中し、幸せに生きてほしいものです。

子どもでも大人でも、一人の人間。
考える脳と発信力を持っているのですから。
マララさんのように可能性は無限大なんですよね。

絵本の中の言葉に触れて、能動的に学ぶ意欲が高められたら、より充実した生涯を送ることができるでしょう。

大人だけでなく、学生も子ども達もこの絵本を読み、「なぜ自分は勉強するのか」を考えるきっかけが持てたらいいですね。

まとめ

関連記事 「マララとイクバル」-子どもの社会問題を絵本で!

マララさんの絵本は、学びの大切さをひしひしと感じさせられる絵本です。

・まほうのえんぴつは望んでも手に入らないけれど、自分で主張するための声がある
・大人だけでなく子どもでも、自分の意見を主張していい
女の子でも子どもでも、学ぶ権利や遊ぶ権利や、声をあげる権利がある
子どもに教育を受けさせれば、世界は変わる

本を読む機会が減っているだの読書量が足りていないだのと言われる現代人ですが、なかなか忙しくて本を読む暇もありませんよね。
分厚い本を目の前にして「よし!読むか!」みたいに意気込むことがないので、絵本ならハードルが下がります。

ノーベル平和賞を受賞したマララさんが、自分の半生を描いた絵本!
学ぶことの素晴らしさと有益さを教えてくれますよ。

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