Edmode(エドモード)とは?できることは?リモート授業で大注目!
感染症対策のため、休校措置・休園措置が続いています。
先生の働き方、生徒の学習はどうする?どうなる?
リモートワーク?
リモート学習?
休校解除が上から言い渡されるまで、
あたふた・ぼんやりと過ごすのも貴重な時間がもったいない!
でも難しい操作じゃ、ネットで授業もよく分からない!?
プログラミングも全く分からない?!
そんなあなたでも大丈夫です!
近年話題の「Edmode(エドモード)」が、学校の救世主になります。
「Edmodeって何?」
「どんなことができるの?」
簡単に利点や機能をまとめます。
無料で、簡単に、安全に!
今すぐ、教育系SNSのEdmodeを始めたくなる?!
下記クリックで好きな項目へ移動!
Edmode(エドモード)とは?
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Edmode(エドモード)は端的に表すと…
- 学校向けのSNS
- 無料
- パソコン、タブレット、スマホアプリでもできる
という感じ!
アメリカの教育系テクノロジー企業「Edmode」が提供。
言わずもがなですが、Edは「Education(教育)」を指します。
江戸じゃないですよ。
(何で江戸なんだよって言っている人がいたので…冗談だと思いたい)
2008年にアメリカの学生が立ち上げてから、既に12年が経過するんですね。
全世界で何万人ものユーザーがいる最大規模の教育ネットワークになっています。
Edmodeにできることってどんなこと?
画像引用元 Apple store
Edmodeにできることはこちら!
- 画像や動画などの教材を
アップロードしてリアルタイムで共有 - GoogleやMicrosoftのドライブ(データ保管場所)に連携
- YOUTUBEと連携させて授業ライブ配信
- 先生・生徒・保護者の連絡のやりとり
- 課題の配信と提出
- 小テストの問題を作成・管理・提出
採点は自動で! - 生徒や先生と話し合い・議論
- 生徒の学習状況を確認・管理・分析
- 他の学校の先生同士が情報交換
(教諭のための公開コミュニティがある) - Z会と提携し、学習コンテンツを提供
これが無料でできる!
素晴らしいですね。
今までは、せっかく良い教育コンテンツがあっても、
バラバラに孤立して存在していたけれど、
それをうまく繋げ、学ぶ意欲を刺激されるような、
一つの魅力的な教育系のプラットフォームを作りたかった、
と創始者は語っています。
それも納得の、外部の先生と共有できるのがスゴイ!
また、「SNS=危ないもの」と認識しがちだった学校や大人も、
この教育系SNSで価値観に変化が起こるでしょう。
Edmodeを使い、時代に合った学び方をしながら、
SNSの付き合い方も学んでいこう、というのも創始者の狙いのようです。
ネットリテラシーを、体験しながら子どもが学べるんです。
ログインするとこんな感じ
さて、テスト用にアカウント作って入ってみました。
「先生」「生徒」「保護者」、どの立場として参加するのか最初に選びます。
私が作ったのは先生用アカウントです。
パソコンからだとこんな感じの画面になります。
なるほど、これは確かにSNSって感じですね。
twitterの画面と似ています。
他のクラスや他校の先生達が、
どんな言葉どんなハッシュタグをつぶやいているのか、
今話題になっているのはどんなことなのか、
どんな有益情報を広めてくれているのかが分かります。
生徒や保護者が分かりやすくするためにも、
先生用アカウントは実名もしくは分かりやすい名前がよいでしょう。
だからこそ、責任ある行動が求められますね。
画面右上の青いアイコンをクリックすると、
丁寧な使い方ガイドの画面が現れます。
親切!
Edmodeのメリットは?
Edmodeを使うと、いいことがたくさんです!
- 先生の手間が減り、就業時間の短縮につながる
- 先生の余計な作業を省き、教材研究に時間を作れる
- 「先生向け」の発信ができ、先生同士で情報交換できる
授業の質が上がる - 操作が簡単に作られていて、生徒が使用しやすい
- 最初は親の手伝いも必要なので、
安全な中で生徒は大人と少しずつネットリテラシーを学べる - 先生が生徒のメールアドレスを把握していなくてもOK
個人情報の管理が簡単 - 紙のお知らせの配布のように、紛失や情報流出の心配がない
保護者全員に確実に伝達ができる - 家や出張先や外出先でも、仕事ができる
- 病気や不登校の生徒、通学が難しい立地や気候でも、
誰でも等しく勉強する権利を保障できる!
保育系・幼児教育系でもよく見られるんですが、
先生達の作業をIT化すると、
「手作業の方が心がこもってる!」と言う先生が少なからずいます。
ですが、学校教諭の働き方がブラックすぎると言われて久しい今、
一刻も早くIT化をして教諭の離職を防ぐべきでしょう。
また、日本全国に何万人規模の不登校児を救うことにもなります。
みんながカツカツだった従来のやり方より、
できるだけ多くの人が幸福になれる方がいいはずです。
他のSNSと違う点
FacebookだってtwitterだってSNSで、色んな人と繋がれます。
でもEdmodeがSNSとして先生達から支持されるのはココ!
- 先生からの発信は、「生徒向け」「先生向け」を選択できる
- 生徒からの発信は、「クラスの生徒全員向け」のみ
- 生徒は、生徒同士で個人のやりとりは不可
- 生徒の発信は、先生が全て確認できる
つまり、外部の先生達に発信できるのは、先生アカウントだけ。
生徒の会話を見られるのは、そのクラスの先生と生徒だけ。
生徒のプライバシーと安全が確保されています。
学校は未成年が多くいる場所ですから、
知らない大人が突如入ってきたら危ないに決まっています。
未成年達のSNSトラブルのために考えられていることが分かりますね。
また、先生の見えないところで、
生徒間のネットいじめが起こらないようにもなっています。
世界中の先生と簡単につながれるのは、
先生にとってはすごく嬉しいところ!
twitterのように、個人が気軽に画像や動画やファイルを共有できます。
外国語の投稿も、自動で翻訳できるので便利。
共感のしるしやブックマークに、「いいね!」も付けられます!
こういうものからどんどん情報を仕入れられる先生、
賢くて行動力と適応力がある先生達は
どんどん授業の質を高められるでしょう!
EdmodeとGoogle Classroomの違いとは?
画像引用元 Google G Suite for Education
このEdmodeと似たようなもので、
感染症の休校措置でここ最近注目されてきたのが、
Google Classroom(グーグルクラスルーム)です。
大きな違いは、こんなところでしょうか。
★Edmode
- 教育系SNSという感じ
- 学校・学年・学級単位でグループをすぐに作成できる
- 文書作成などにMicrodsoft WordやExcel等のソフトは必要
(Googleアプリで作った文書でもOK) - メールアドレス無しでも参加可能
- 教諭同士の情報交換の場がある
- Microsoft OfficeとGoogle両方でログインし連携可能
- Z会と業務提携して学習コンテンツを配信
★Google Classroom
- SNSというよりは教育系プラットフォーム
- 学校単位でメールアドレスを取得して、クラスルームを作成できる
- スプレッドシート等の無料のGoogle機能を使い、教材は一通り作成可能
- Gmailアドレスのアカウントが必要
ネット上で連絡・授業・課題のやりとりができるのも、
簡単にテスト作って配布・回収・分析ができるのも同じ!
安全で無料なのも同じです!
個人でもすぐに始められる手軽さ、
色んな外部サイトと連携できるところ、
そして教諭同士が情報共有して高め合えるところは、
Edmodeに軍配が上がるでしょう!!!
欲しい機能が無料で盛沢山という点では、
Google Classroomの方が使い込みができるかな~と感じます。
というかGoogle先生の無料アプリがすごすぎるんですよね。
(文書作成・ホワイトボード・地図・スライド・カレンダー等)
↓こちらの記事もご参考にどうぞ!
google classroom(クラスルーム)はどんなことができる?
まとめ
Edmodeは、今すぐ使わない手はないです!
- 無料の教育系SNS
- 教諭は情報交換でき、生徒はネットリテラシーを学べる
- 生徒はプライバシーが守られて安全!
- 先生・生徒・保護者の連絡もスムーズ
- 課題やクイズの作成・配布・回収・採点・分析がラクラク!
- 教諭のリモートワークと長時間労働を解決
- 通学に困難を抱える生徒にも優しい
感染症対策で休校措置が長引きそうですが、
そんな中でも子ども達の貴重な時間は進み、
日々成長と発達を続けています。
教育の機会がしっかり尊重され、
価値が正しく認められ、
安全に自宅で学ぶことができますように!
↓こちらも参考にどうぞ↓
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