目指せ教諭の一番星!私の熱いブログ活動!日本国内と海外での教員経験を活かし、子育て&インターで先生やってます。ラクして子どもとハッピーになろう!

壁面飾り インターと日本の保育園に違いはある?

2019/12/03
 
この記事を書いている人 - WRITER -
Pocket

保育士の仕事って大変だよね!!!
ってよく言われますが、どんなことが大変なんだろう…って具体的に考えたことありますか?

某エモンさん(笑)の発言にあったように、もっともっと効率化していける作業は沢山あるんです。

あれ?そういえば。

外国の保育士って、こんなに手作業で大変な思いをしているの????

という訳で、正直面倒だよな…と思っているあの手作業について、以下、ご参考ください!

もっともっと、保育士も幼稚園教諭も楽をしよう!

季節感を取り入れる保育

日本の保育や教育現場では、「季節感」というのをとても重要視しているんです。
春の入園式・卒園式には桜の花を求めるし、夏は水遊びをしたり肝試しをしたりします。
秋は実りの秋について話して収穫遠足に行き、冬は少し物悲しい童謡を歌ってみたりします。

日本人が極端な勘違いをしてしまいがちなのは、「日本には四季がある!」というところでしょうか…。

季節の変化というのは、他の国にもあります。
冬に大雪が降ったかと思えば、夏は40度を軽く超えてしまう場所もあります。
また、日本列島は南北に長いので、冬らしさがほとんど感じられない場所や、夏もそんなに暑くならない場所だってあるからです。
「日本にも他の国にも、色々な季節がある」ということを、子ども達に伝えていけたら、今より少しグローバルに近づけるでしょう。
季節に合わせて、色んな遊びや給食が楽しめるのは、素敵なことですよね。

さて、この季節感、保育内容だけじゃないんです。

そうです!
壁面飾り!!!!

壁面飾りって…必要?

広告

私がもっとも煩わしいと感じていて、且つ、苦手なものです!!!!! 😥 

保育室を可愛く、楽しい雰囲気を演出するために、壁面を飾り付けるのです。

どうやって??

手作業ですよ!ヒィ!

画用紙、模造紙、カラーポリ袋やらお花紙…色々なものを使って作ります。
しかも、園によっては、毎月変えているところもあります…。

なぜ、どの園もこぞって手作業で作っているのか。

それは恐らく、先生のための本の影響ではないかと私は思っています。

実は、先生達が読む月刊の雑誌があるんです。
幼稚園教諭・保育士だけでなく、児童英語教師のための本や小学校教諭のための本もあります。
その雑誌には、「運動会にはこういうダンスがいいよ!CDはこれ!振り付けはこうだよ!」とか、授業で使えるゲームのカードの付録とか、誕生日カードの手作りのデザインとか、先生のためのネタが盛りだくさんなのです。

そこに、毎月、壁面飾りのデザインの写真と、作り方と、型紙が載っているんです!!!ヒー!
新卒で入った先生がこれを読めば、壁面飾りは毎月手作りするのが当たり前、って思ってしまうかもしれません…。
勿論、そうじゃない園もありますが。

毎月ってことは、11~12種類の壁面飾りを、保育室の数の分だけ用意するってことです!

よく園で飾られる一般的なものは、4月は桜、5月は鯉のぼり、6月は雨、7~8月は海やスイカ、9月はお月見、10月は運動会やハロウィン、11月は落ち葉、12月はクリスマス、1月はお正月、2月は雪だるまや鬼、3月は花や鳥…
といった感じです。
何やらポップな感じの動物達が、鯉のぼりにまたがったりお餅をついたりするデザインが多いです。

こういうものを、紙で作って、壁に貼って飾るんです…。
ここでも季節感モリモリ!!
大変です!!!

しかも、「子どもの日が過ぎたら、鯉のぼりの壁面は使えない!」という、期限に厳しい暗黙のルールみたいなものもあります。
ちょっとくらい過ぎたっていいじゃないか…って、言いたくなりますが…。
ブルブル。
そういう場合は、鯉のぼりの壁面飾りはGW明けにはもう取って、初夏を感じる緑の壁面とかにするわけです。

まだまだある!壁面飾り!

いやーーーー、毎月変える飾りを手作業で?!…って思いますよね。
まだ他にもあるんですよ…。

「お誕生表」です。

それは、子ども達のお誕生日が分かるようになっているリスト…というよりやっぱり壁面飾りです。
子どもの名前・顔写真・誕生日などが書かれていて、やっぱりポップな動物達が電車に乗っているとか、そんな感じです。

これは毎月作るものではありませんが、年度が変われば作り直します。

これらを好んで作る人が悪い訳ではないんです!
ただ、手書きの書類や手作りの小物で、日々先生達は追われているので、もう少し、手を掛けるものは減らしてもいいよなぁと私は常々思っています。

さて、じゃあ海外の園ってどうしてるの?
インターナショナル園は??

インターの壁面飾りは…

はい!!!!こんな感じです。一例です。

 

 

個人情報とか写らないようにしているので、見づらい写真かもしれませんがご了承ください。

どうでしょうか?手作りの飾りでなくても、楽しい雰囲気を演出できていますよね?

アルファベットが書いてある原色で派手なカーペットを敷いたり、パソコンで作ってプリントアウトしたカラフルなカード(Sunday Mondayとか、Januaryとかが書いてある)を壁に貼ったりします。
運動会で飾るような万国旗を使うところもありますね。
色彩が派手なので、簡単に映えます。
楽です!

それに加えて、子どもの絵とか作品も飾れば、賑やかで可愛いお部屋になります。

壁面飾りを簡単にしたいなら

手作りが好きな人には申し訳ないのですが、壁面飾りを作るのは、デメリットが多いと感じてしまうのです。

  • 紙で作るので、ペラペラで既製品より見栄えが劣る
  • 湿気を吸って、紙がうねる(日本は高温多湿ですから…)
  • 淡い色で作りがちなので、ぼやける
  • 紙なので日焼けするともっとぼんやりした色になる
  • 手間がかかる

これを全て解決するには、やはりインターの飾り方を参考にすればいいと思います。

  1. 既製品をうまく利用する(シール・カード・マット・風船・ポスター等)
  2. 派手な色にして、少しの飾りでも映えるようにする
  3. 通年使えるものにする(動物・文字など)

世界地図、図鑑、好きな絵本のカラーコピーを貼るのもいいですね!

手作りが好きだったり、毎月季節感を取り入れて飾りたいと思ったりすることは、悪いことだとは言いません。
しかし、保育士不足の中で、もっとみんなが楽にお仕事できることを願っています。

壁面飾りが大変だなぁと思ったら、インターを参考にされてはいかがですか?

広告
この記事を書いている人 - WRITER -

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

Copyright© ブロカツ!インター先生の教育系ブログ活動! , 2018 All Rights Reserved.