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子どもを褒める教育はダメなのか?

 
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「子どもを怒らない教育を掲げている親って、非常識だよね~」というやりとりを、以前ネットで見ました。

子どもを褒める・誉める教育って、結局どうなの?!良いの?!悪いの?!

私の結論は、全然アリです!むしろ誉めることは必須です。

さあ一緒に、褒める教育を考えてみませんか?

日本の「謙虚さ」…それ、必要??

海外の日本人幼稚園で働いていた時、日本語の上手な外国人(いや、あの時は私が外国人の立場だったわけですが)がたくさんいたんです。みんな、日本語能力試験に受かって給与アップをするために、頑張ってお勉強もしていました。

興味深いことに、そういう人達に対して「日本語上手いですね!」って言うと、みんな口をそろえてこう言うんですよ。

「いえいえ、まだまだです!」

…どう感じますか??

「あははっ、日本人みたいな謙虚さイイネ!日本人よりも日本人らしい外国人達なんだね!」って思いますか?

私は、違いました。

「あー…なるほど。日本語を勉強する上で、日本人の文化や考え方についての知識も当然必要だよね。この日本語学習者達は、自分が褒められた時には『まだまだです』と返すのが日本式だと教わっているんだろうなあ。」

と感じたんです。面倒くさい思考の奴でしょ?ははは。
でも、実際にそうだと思います。そういう返し方が無難であるということも勉強しているんです。

謙虚さを求める心理

私は別に、他人に謙虚さを求めていません。直球な方が好きです。
「つまらないものですが…」と言ってお菓子を渡されるよりも、「おいしいお菓子を見つけたんです。是非食べてもらいたくて!」と言って渡された方が、気分も良いですよね。

謙虚さを求める心理というのは、「自分自身を良く言う人は恥ずかしい」とか「自信を持っていても他人にそういう面を見せるべきではない」と感じているのかな…と思います。でもそれ、他人に強いる必要はありませんよね。
自分に自信がある人がいて、「私は〇〇ができます!」って言えるの、結構なことじゃないですか!

そういう風に自分を褒められないまま、子どもが大きくなって、ある時、急に「自分の良さとは何か?」と向き合わなければいけなくなります。

そう、就職活動です!

急に自分の良さをアピールしろと言われても…ずっと謙虚が良いと言われてきたら、なかなか難しい。

誉める前に…「叱る」と「怒る」をごっちゃにしていませんか?

「誉める教育」は勘違いされやすいんです。

・とても危ないことや悪いことをした時でも、怒ってはいけない
・とにかく何でも誉めればいい

こう思っていませんか?
それ、褒めていません!

そして、「叱る」と「怒る」は一緒ではありません。混同しないでください。

叱るというのは、伝えること。子どもに「こうすればもっと良くなる」「これは危険なことだからいけない」等を話すこと。
怒るというのは、感情。イライラ・ムカムカ・大きな声で怒鳴ったり無言で無視したりするのも、怒っているからです。その感情は誰のものでもなく、その人本人が怒っているのです。子どものせいじゃありません。

保護者も保育士も教諭も、人間なので、勿論イライラして怒る気持ちが湧くことはあります。親にとって、子育ては仕事ではなく「生活」です。仕事と割り切ることもできないしプロじゃないので、「怒るな」とは言えません。しかし、保育士や教諭はプロなので、「怒る」のはなるべく止めた方がいいです。子どもにどうやって伝えればいいのか、きちんと考えられるのが、できる先生なのですから。

何かとても危ないことや倫理的に悪いことを子どもがしてしまったら…

冷静に、短く分かりやすく、低い声で「叱る」ことをするのが効果的です。

ダラダラ説教されたって、聞いてられないでしょ?自分だって子どもの時にそう思いませんでしたか?ははは。

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自分の状況に置き換えて考えてみよう

謙虚がいいよね!というならば、大人の今の自分に置き換えてみませんか?

例えば、結婚相手や親が、あなたが他人から褒められた時に「いやいや、この人はこんなにダメなところがあって、他にもこんなにダメで…」って言われてみたら、どうですか?
例えば、上司が、あなたが他人から褒められた時に「いやいや、仕事は全然できてないし、頼りにならないし…」って言われてみたら、どうですか?

超気分悪くないですか?!!??!

仮にそれが、謙虚さや照れ隠しで、身内の人が外の人向けに言ったとしても、言われた方はいい気分しませんよね。それどころか、いつも怒られてばかりだと、「また上司に怒られるんじゃないか」とビクビクして顔色を窺って、新しいことに挑戦しづらくなったり意欲を失ったりしてしまいます。

でも、これ、子ども相手だとやっちゃうんですよ。

担任の先生から褒められた時に、親が照れ隠しや謙虚さで「でも家じゃこんなにダメダメで…」って言われても、子どもは本気で「親からダメと思われている」と感じてしまいます。本音と建て前とか、そんなん分からないです。

せめて家族ぐらいは、いつも子どもの絶対的な味方でいてほしいと私は常々思っています。
まだまだ日本の学校や社会には、理不尽なことが沢山あって、子どもであってもストレスを感じて消耗しているんですから、一番近くで長く過ごしている家族が、子どもの味方にならずして、一体誰が子どもを守れるんだ?!という話ですよ。

海外の親子の素敵な会話

またまた、海外で働いていた時の話です。

幼稚園でお誕生会を開いて、誕生日の子どもの保護者も園に呼び、来てもらいました。とある外国人のお母さまが、我が子に向けて素敵なメッセージを言ったのです。

「生まれてきてくれて、いつも私達家族に幸せな気持ちを運んでくれてありがとう。あなたは、パパママ、おじいちゃんおばあちゃんの宝物です。」

宝物!!!!すごいこと言っちゃうんだな!と思ったんです。

その子は、本当に嬉しそうに満面の笑顔で聞いていました。

謙虚とか恥ずかしいとか言っていないで!
自分の子どもの誕生日会だもの、これくらい言ってあげていいじゃないか!

この誕生日会以来、謙虚さについて考え直すようになり、親も我が子をどんどん人前で褒めてあげてほしいと私は伝えるようにしています。
誉められたら、誰だって嬉しいんだから。

こんな言葉で褒めてみよう

何でも誉めればいいんでしょ?!と勘違いしないように!

「すごいね」「上手だね」「偉いね」「かっこいいね」「かわいいね」「立派だね」

よく使われる誉め言葉って、こんな感じでしょうか。

実につまらない!!!!!

実習生だった頃、素敵な先生から教えてもらったのです。「偉い」って言葉の違和感を。「何か子どもが出来たとして、別に…偉くないですよね?大人の思い通りに動いた時に、偉いって言葉で褒めるの、違いませんか?」って。

子どもが片づけをすることができたら「偉い」のではなく、「片づけをしてくれて、部屋がきれいになって嬉しい。助かる。ありがとう。」と親が自分の気持ちを素直に伝えれば、それでOKです!

虹の絵を描けたら「きれいな色だね」と言えばいいし、お気に入りの服を着ていたら「似合ってるよ」でいいんです。
良い誉め言葉を探そうとしなくていいんです。

言い換えれば、子どもだと思ってバカにするのではなく、大人と同じようにその子を尊重して会話していけばいいんです。それだけ!

誉められて育った子は、自信と幸せいっぱいで、色んなことに挑戦できるようになります。
幸せな子どもが増えますように。

めろん

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