目指せ教諭の一番星!私の熱いブログ活動!日本国内と海外での教員経験を活かし、子育て&インターで先生やってます。ラクして子どもとハッピーになろう!

子どもの才能を伸ばす教育 絵本作家の提案が面白い?!

2018/08/02
 
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教育者こそ常に学ぶべきである!と私は思っています。先生とはものを教えてあげる偉い人なんだ、と勘違いしては、古い価値観のまま止まってしまいます。

最近、このブログのネタのために本を沢山読むようになって、新しい考えに出合うことができています!保育士・幼稚園教諭の皆さんも、「今の保育でいいんだろうか…」「この日本式の教育でいいのかな」などの違和感や疑問を感じていませんか。

(ベビーシッターの登録サイトKIDSLINEは、サポーターのプロフィールが見られるのですが、従来の集団保育に疑問を持って、じっくり関わり合えるベビーシッターに転向したという人も少なくないようです。)

そんな時におすすめの本はこちら!

勉強しなければだいじょうぶ

「勉強しなければだいじょうぶ改訂版」 五味太郎 著

私は五味さんの絵本が好きなので、絵本以外にも興味がでて読んでみました。とっても面白いですが、従来の日本の全体主義の教育をしてきた教育関係者からすれば、耳の痛い話ばかりです…。集団行動や古い慣習を重んじる教員は、五味さんのような考え方の人を「変人」と呼ぶかもしれませんね。でも、私は好きです!

例えば、学校に講演に呼ばれて行って、そこの児童生徒から「五味さんはどうして絵本作家になったんですか?」って質問が来たら、「それは本当にきみの聞きたいことなの?」って返しちゃうような人ですから…。

一言で表すなら、五味さんの教育方針は「自由」でしょうね。もっと個人個人が、自分の思いに正直になって、やりたいことをやって夢を叶えるべきなのだと説いています。

子どもの創造性を高める!五味さんの絵画のワークショップ

もはや有名で売れっ子な絵本作家の五味太郎さんですから、彼の開催する絵画制作のワークショップは、さぞ難しい用語が飛び出す講演なのだろうか…と思いますよね。

でも、難しい用語うんぬんはなく、汗だくで本気になってめちゃくちゃにして全身で楽しむワークショップなのです。
・大きな紙や絵の具を用意して、置いておく。

・「難しい話はいいから楽しもう」みたいな短い挨拶をして、子ども達に開始の合図を出す。

・子ども達は様子を伺いながら、絵を描き始める。

・絵の具でいっぱいになったら、紙を替える。

・どんどん乗ってきて、めちゃくちゃになるまで絵の具で描く。

・五味さんはその間ちょっと一服したりする。(笑)

…という流れのようです。

五味さんは決して「何か教えてやろう!」みたいな、上から教示する先生ではないんですね。子どもの「あれ描きたいこれ描きたい」という自由なエネルギーの、発散させる場を作るだけ。

日々の保育の絵画制作のネタに困っている人、

見本を見せて「さぁみんなで同じ作品を作りましょう!」というやり方に疑問を持っている人、

そんな幼稚園教諭・保育士達は、是非五味さん式のアートで、子どもに発散の場を作ってみませんか?

汗だくになりながら「あー楽しかった!」っていう子どもの顔が見られると思います!

あーーー私もやろうかなーー!

子どもの夢を叶える学習場所

五味さんはこの本の中で、非常に面白い提案をしています。これが日本で実現できたら、すごく良いなぁと思います。
子どもの夢を叶えて自由に生きるための学習システムです。

・自分のやっていること(仕事)を、子ども達に見てもらいたい・参加してほしい・つまり跡継ぎになる人材が欲しい、という大人が、この学習システムの一員になる

(学者でも音楽家でもスポーツ関係でも医療従事者でも誰でもいい)

・それなりの施設と独自の教材を用意する、子どもだましの偽物ではなくプロの使う本物の道具にする

・興味のある子どもは覗いてみる、参加する、習ってみる

・先生的立場には誰でもなれるが、いい加減な所やつまらない所はユーザー(子ども)には選ばれないので淘汰される、「子どもにとって魅力的な学習の場はどんな所なのか」と大人が本気で考えて作っていける

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本をまとめると、こんな感じです。ちょっと難しく書きましたが、つまり…
子ども達が無償で学べる場所を作る。今までの学校のように、やりたくないことを強制したり、通わされたりしなくていい。自分で好きな場所を選んで決める。プロの人が開いた教室で、本物の道具で体験ができる。

ということです!これなら、子ども達は自分でやりたいことを選べるので、学校の勉強とは違ってやる気も出るというものですよね。

それから、以前の職場だったアカデミックな幼稚園でもよく理事長が話していましたが、子ども騙しのおままごとではダメなんです。子どもを馬鹿にしてはいけません。子どもも本格的な道具を使うと俄然やる気が違います。

五味さんの本にもこう書かれています。

 ある音楽家は怒っていた、「子どもの音楽に、なんであんな安っぽいプラステックのリコーダーなんてものを与えるんだろう」って。「あんなに音をつくるのが難しい中途半端な楽器はないんだよ。そんな気があるんだったら、アルトサックスかクラリネット渡せよ」って言ってた。(略)一応その世界をのぞかせるだけで、はい、おしまい。

やっぱり少年少女がその次の世界に触れるもの、あくまでも大人の世界、一流の世界じゃないとつまらないんだよ。

うちの1歳児は、食事で実際に使う本物の食器でおままごとしてますよ…贅沢なおままごと…。でも本当に楽しそうなんですよね。

親は子を愛していない?

五味さん曰く、多くの親は子どもを愛していない、とのこと。これは目からうろこです。

幼稚園の先生の言うとおり、学校の言うとおりって、なんでなっちゃうんだろう、ものすごく不思議です。愛しているってことの側面を敢えて冷静に言えば、あなたの人格を認める、その私の人格を認めてってことだと思う。あなたが大事、だから私が大事、お互いが本当にこの世の中で大事だよねっていうことが愛しているという現象だの俺は思うの。

読んでみて、「なるほどなぁ…」と思う部分はあります。

教員として働いていた時、初めて会う保護者から、よく言われることがあって、ちょっと気になっていたんです。それは「先生、うちの子が何かやったらがつんと怒ってやってください。全然構わないんで!」という言葉です。

結構、これ言うご家庭あるんです。これを言う大人は「礼儀正しい一般的なまともな親」像とされています。

私は恐らく、世間一般のまともな教員像とはかけ離れた非常識教員なので…この発言に疑問を抱いてしまうのかもしれませんが。

これって、「子どもは間違ったことをする生物である」「対して大人は、色々知っていて正しいものである」「大人が教えてあげなければ子どもは何も分からない生物である」そして、「先生の言うことは常に守らなければいけない」「先生の言うことはいつも正しいのである」「自分の子どもより先生を信じるのがまともな親である」「先生を信じずに子どもを信じる親は非常識でモンスターペアレントになる」という意識があるから、「いつでも怒ってください!」になっちゃうんだと思います。

かなり棘のある書き方をしましたが…。

私は、教員の仕事をしてきて、昔は間違ったことをしてしまったなぁ…と反省することが沢山あります。今も沢山間違っているかもしれません。

先生と呼ばれる人達は、完全無欠の絶対的指導者ではありません。

「あなたのお子さんが乱暴なんです」と先生から言われたら、「そうですか!申し訳ありません!ご迷惑をおかけしました。」と何も聞かずに謝るのではなく、「詳しく話を聞かせてください。子どもの事情もあるかもしれないので話し合ってみます。」と、子どもも一人の人間として尊重して、信じていいのです。

というか、産まれた時から一番身近にいる親が、子どもを一番信じてあげなきゃ、誰が信じるんだという話ですよね。

つまり、幸せな子どもにするには…?

五味さんが本で言いたいことというのは、私も概ね賛成です。

学校の「みんなで同じことをしよう!」というやり方に付いていけなくても全然構わない

子ども達が自分で好きなことを選んでいけたら、その子は幸せ

そのために大人は本気で取り組める環境と本物の道具を用意すること

そして子どもを信じること

別記事でも書きましたが、もっと子どもを信じてゆったり構えてみませんか?

きっと、とりかえしのつかない大きな過ちって、そんなに起こらないんじゃないでしょうか。

それどころか大物になれるかもしれませんよ。

めろん

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