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母乳が少ない…出るようにするにはどうすればいい?

 
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教員が語る!子育てに必ず役立つ理論!愛着について、です。
私が大好きなアイカツスターズに絡めて、以前同じ内容の記事を書きましたが、アイカツファンでない方、そして「母乳が出ない!少ない!出るようにするにはどうしたらいいの?!」とお困りのママ達へ、分かりやすくお伝えしようと思います。どうぞお付き合いください!

うんうん、これもまたアイカツだね!

 

本当に母乳って最高なの?!?!

赤ちゃん連れで歩いていると、見知らぬ人からよく声を掛けられます。
おじいさんおばあさんは、きっと、自分の子育ての時代を振り返って、赤ちゃんもう一度抱っこしたいなぁ…可愛いなぁ…なんて気持ちで話しかけてくださっているのかなと思います。
で、よく言われるのが、「母乳なの?!ちゃんと出てる?!あらー、じゃあ良かったわね!」ということ。

ちゃんと」って、何だ…

そこまで気にしていなかったけれど、この母乳が出てるか出てないかを聞くのって、そこそこデリケートな問題なのではないか??と思うようになりました。

私の場合は、我が子の出産が2週間遅れ、正期産ではなく過期産でした。出産を促すために必死で毎日おっぱいマッサージをした結果…出産前から既に母乳がそこそこ出るようになり、出産後はシャワーのような状態に…。慣れていない時期は、服はびしょびしょでかぶれて痒いし、赤ちゃんも母乳の勢いがあり過ぎて気管に入るのですぐ誤嚥性肺炎になるし、母乳が出た分だけ自分は消耗するので酷い貧血になる…。という毎日でへとへとでした。

あれれ?でも母乳って良いんだよね?私、結構、辛いんですけど…?!?!

別にそこまで母乳にこだわってるわけでもないし、ただ出ちゃうから与えてるんだけど、何だろうこの母乳で頑張りましょうみたいな雰囲気は…しんどいなぁ…と思うようになりました。

「母乳はミルクより良い!」との思い込みが世間一般にあるようなので、私よりも、母乳が出ずにミルク育児を選んだ人は、もっとつらい思いを抱えているかもしれません。
本当は、どちらも大変で、みんな目の前の赤ちゃんのことで必死に頑張っているんですが。

 

さて、私の好きなアニメ「アイカツスターズ!」で、何でもできてパーフェクトなアイドルだと言われていたエルザさん。彼女は下記の発言をしています。

 

エルザさんの母親もまたアイドルだったのです。忙しく世界を飛び回る母親に認められたくて、パーフェクトなアイドルになろうと邁進していたのです。褒められ、抱きしめてもらいたい、ただその一心でトップアイドルを目指していたんですね。

1年間アイカツスターズの星のツバサ編を見ていて、私が教育者として頭に浮かんだものは、そう!

「ハーロウのアカゲザルの実験」です。

(こんなこと考えながら視聴していたファンいないんじゃ…)

心理学者ハーロウによる愛着の実験って何?

ハーロウ(Harry Harlow)は、アメリカの心理学者。乳幼児期の人間の愛着について実証するために、アカゲザルの赤ちゃんを実験に使いました。保育科や教育学科の学生は必ず心理学で習います。

どんな実験かというと…。

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アカゲザルの赤ちゃんに、2種類の人形、つまり「代理母」を用意します。1つは、針金でできていて、ミルクが出るようになっている固い「ハードマザー」。もう1つは、ミルクは出ないけど、柔らかいタオルでできている「ソフトマザー」。サルっぽい形にして、一応顔もついてます。ぬいぐるみみたいな感じです。

この2つの代理母がいる空間に、アカゲザルの赤ちゃんを過ごさせると、どうなるのか、という実験をしたのです。

お腹が空いた時は、ハードマザーのところでミルクを飲みます。しかし、それ以外の時間は、ソフトマザーにしがみついて過ごすのです。動くおもちゃを見ると、ビクッとして、ソフトマザーにしがみつきます。

実験後、このアカゲザルは成長しましたが、情緒が不安定な様子が見られ、他のサルと打ち解けられなかったり、攻撃的になったりしたとのこと。

 

この実験で分かることは何か

 

それは、

赤ちゃんは、柔らかく温かいもの、安心感を求めているということ。
また、乳幼児期のスキンシップの有無が、大人になってからも影響を及ぼす恐れがあるということ。

これはアカゲザルの実験ですが、人間の赤ちゃんにも同じことが言えるのではないでしょうか。

空腹を満たすことは勿論大切だけれど、大事なのは母乳か人工乳か、ではないのです。それよりも、赤ちゃんは身近な人の温もりとスキンシップを求めているのです。

だから、母乳が出なくて悩む必要なんてないんです。「抱き癖がつく」なんて、くだらないことを言っていないでいいんです!たくさんスキンシップをしてほしいのです。短い幼少期、めいっぱい抱っこして可愛がってほしいのです。

倫理的に、人間の赤ちゃんを対象にしてこのような実験ができないから、サルで実験をしたのでしょう。しかし、相手がサルであっても、生き物に酷な実験をしてしまい、ハーロウは批判を浴びたようです。幼少期の生育環境は一生を左右すると言っても過言ではありませんから、このサルにとってもこの実験は一大事だったのです。
悲しいかな、こういう理論を導き出すためには色んな動物達が実験に巻き込まれているんですね…。

 

さて、ちょっとアイカツに戻ります。

誰もが認めるパーフェクトなアイドルのエルザさんは、忙しいお母様に抱きしめてもらえず、寂しい思いを抱えてずーーーーーっと過ごしていました。主人公ゆめちゃんとの勝負には負けたけれど、でも、これは負けじゃないんです。ずっと願っていた、お母様からのハグと、「パーフェクトな娘よ」の誉め言葉をもらったのですから。

ハグだけじゃなくて、この発言もとっても大事です!!!今まで自分をひたすら鼓舞していた娘を、このたった一言で救った訳です!たくさんのファンや他のアイドルからのラブコールも、この一言には敵いませんよ。お母様は絶対的な味方であるという確証が、エルザさんには何よりも嬉しかったのです。

 

まとめ

まとめると、アイカツはいいぞ!ってことなんですけど。

教員としてとにかく言いたいのは、たくさん触れ合いましょう!ということです。

母親に限らず、周囲の大人との愛着関係が必要です。父親、祖父母、そして保育士や幼稚園教諭も、日々これを意識して、子ども達とスキンシップをとって関わっていきましょう。

そして教育・保育・子育てに大事なのは即効性のある指導ではなく、日々の積み重ね。何のためのスキンシップなのか、とすぐに効果を期待してはいけません。

たくさんスキンシップをとって安定した子どもは、きっと自信に溢れて、幸せで、何事にもチャレンジできる輝く人になっていけることでしょう。

 

めろん

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