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幼稚園の面接にどう答える?お勉強系の園への模範解答とは?

2019/12/30
 
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秋は、来年度の準備で何かと忙しくなってくる季節ですね。

保育園探しも幼稚園の面接もそろそろ考えている保護者の方々も多いことでしょう。

面接ってどんなことするの?と緊張するでしょうが、素直に思っていることをお話しするのがよいと私は思っています。それは就職の時も一緒で、取り繕って面接を通ってもいずれ無理が生じてきますから。

さて、「お勉強系」とも呼ばれる、知育教育を方針に掲げている園。面接で「どうしてこの園に?」と聞かれたら、何て答えるのがよいのでしょうか?

模範解答としてまるまるコピーするのではなく、これに「うんうん、いいね」と同意できる家庭が、入園を目指すのがよいでしょう。

知育教育の園への模範解答!的なもの

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バリバリお勉強系の幼稚園で働いていた時、すごくよく言われた質問があります。それは…。

「こんなに色々頑張らせて、子ども達、かわいそうじゃないですか??」

 

ま、まあね!!!!!

 

大体この手の園は、本当に色んなことに手を出します。漢字、絵画、英語、中国語、ピアニカ、リコーダー、跳び箱、縄跳び、鉄棒、算数、理科、モンテッソーリ…。それをやる教員もめっちゃ勉強しますから。くそ大変です!!

子ども達に、いかに楽しそうなものをこれからやるか、という「導入」がカギです。そして意欲をかきたてる「ほめ方」、子ども達に分かりやすく伝える「指導力」も必要です。

そしてアカデミックなものを求める保護者へ、分かりやすく・見栄えの良い結果を見せる「プロデュース力」が教員に求められます。この見栄えっていうのがね…なんと形容したらよいのか…切ないですよね。

子ども達は、教員の手腕次第で、これらのプログラムを見て「すごい!やってみたい!」「楽しそう!」となるし、反対に「つらい」「先生怖くて嫌だ」となります。

さて、それを踏まえての、「お勉強系幼稚園の入園理由の模範解答」は以下のようになります。

「子どもの時期に、自分の好きなことを見つけて楽しむ、それも勿論ありです。しかしそれは、大人が用意した環境の範囲内での自由。子どもにチャンスを与え、色々なことに出合えるようにする大人のサポートがあれば、もっと楽しいこと・その子どもにぴったりのことに出合えるかもしれません。沢山のプログラムを用意し、選択肢が多くなるように可能性を広げていく、これこそがお勉強系幼稚園の強みです。」

また、

「幼児期は、やってみたいと思えることにすぐ突進する情熱と意欲があります。漢字が書けたら嬉しい、クッキーで足し算が分かるようになって嬉しい、英語が少し分かるようになって楽しい…何でも楽しくゲーム感覚で学び挑戦できる時期なのです。(むしろ小学校以降の授業のやり方がつまらないだけかもしれないけれど。)得意なことができたことで喜びと自信を持ち、学ぶことは決して退屈なものではないと知ること、その学びの態度を養うことができればお勉強系幼稚園はとても有意義なものになります。」

 

はい。これがお勉強幼稚園のメリットであり、「こんなにお勉強させてかわいそうじゃない?」の質問の理想的な回答です。

まとめ

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上で述べた、お勉強幼稚園に入園するメリットは、入園を希望する理由に通じるものがあります。同意できる方は是非、お子様の入園を志望、もしくはご自身の就職を検討されてはいかがでしょうか??

それから保護者に大事なことをお伝えしたいのですが。

こういう幼稚園は職員も勉強してハードなので、離職率が高い場合があります。子育てをしながら働いている先生がいれば、その園は職員を大切にする働きやすい園かもしれませんね。まぁご参考までに…。

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