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自由保育のよくある質問とメリット?のびのび自由保育かお勉強系か…

2018/05/03
 
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ネットでは、「のびのび系とお勉強系のどちらがよいか…」との論争(?)をよく目にします。一言で言えば、結局は家庭の方針次第です。
私は、超!!!お勉強系の幼稚園とゆったり自由保育の保育所のどちらにも勤務した経験がありますので、メリットデメリットは認識しています。お勉強系幼稚園の時は、上の立場だったので入園面接も行い、様々なご家庭とお話ししました。

はい、以下、雑な説明です。

 

自由保育と一斉保育って?

・「のびのび系」とは
「自由保育」の園のこと。各々が好きな遊びをして過ごします。元気いっぱいです。座って過ごすのが好きな子は絵本を読んだりカードで遊んだりしてもいいので、外で走り回って遊ぶ子だけが楽しめる保育ではありません。やりたいことを自分で見つけて選ぶ、この決断力の日々の積み重ねが大人になって結構重要になってきます。

・「お勉強系」とは
挨拶・外国語・文字・算数・体育・音楽等の知育的なカリキュラムを設定している園。学校のように、皆が同時に同じことをする「一斉保育」をします。椅子に座って活動することも多く、小学校に入学後にも静かに座って授業に参加できる子が多い傾向にあります。しかし一概に座ってばかりという保育内容でもなく、鼓笛隊やヨコミネ式の体育や二部合唱等、体全体を使って高度なものに挑戦する園もあります。

そして、次は結構大事です。

 

よくありがちな質問

これから、のびのび系幼稚園に入れたいと思っている保護者や、そういう園で働きたい幼稚園教諭や保育士は、是非読んでほしいです。

「こんなにずっと自由で遊んでばかりで、小学校に行ってから大丈夫なんですか?」「好きなことばかりでいいんですか?」「これから生きていく上で、嫌なこともやらなければいけないですよね?」

 

まあね!!!!!

 

この手の質問ってずっと前から言われてきてるんですが、結局、ほとんどの日本人が普通の小学校に行って、普通の一斉授業を受けているので、「ずっと自由だった子ども」がほぼ存在していなくて、比較して答えが出せないんですよね。

しかし、日本の「保育の質」が問題として取り上げられるようになり、近年、自由保育の重要性が叫ばれるようになってきました。無意識に、大人の普通というものを子どもに押し付けがちなんです。「全部食べなきゃだめ」「昼寝の時間は寝なきゃだめ」「みんな、今こうしているんだから、あなたも同じようにしなきゃだめ」…これでは子どもが主体となって選択・決定できる環境ではありません。

従来、子どもは「保護の対象」とされてきましたが、近年になってやっと、子どもは「権利の主体」であるようにするべきだと言われるようになってきたのです。つまり、子どもが自分の意志に従って、思いを叶えるべく行動してよいのです。

さて、子どもにはどんな権利があるのか??簡単に言うと、「生きる権利」「育つ権利」「守られる権利」「参加する権利」です。これは、「子どもの権利に関する条約(子どもの権利条約)」という国際的な条約で、子どもの基本的人権を守るために、「子どもの視点から」条文が作られ、保障されています。育つために、「遊びたい」「休息したい」「食べたい」と子どもが自分で願い、行動してよいということなのです。大人の所有物ではないのです。

 

何だか難しい話になってきましたね。

でも、この「子どもの権利条約」は、必ず教育・保育の資格を取る上で学ぶことになっています。こんなに大事な権利条約や幼児教育史や教育理論を蔑ろにする先生だと、「子どもはできない存在だから大人が教えてあげなくちゃ!」と思ってしまい、あれこれ指図してしまいます。

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では、自由保育の園の先生をする人達に求められるものは?

一人ひとり違う子ども達が、何に対して熱中できるのか、伸ばせそうな得意分野は何なのか、これらを見極めるための「観察力」がカギです。そして意欲をかきたてる「ほめ方」も必要です。
そして、お勉強系の幼稚園と違い、発表会等で成果を保護者に見せるというのが難しいのが自由保育でもあります。どんな些細なことでも、子どもができるようになったこと、前進したことを見逃さず、それを保護者に伝える「気付き」と「伝達力」が教員に求められます。さり気ない会話の中でも、「〇〇くんはこんなことが得意でみんなから一目置かれています。素質があるのかもしれませんね。」なんて言われたら、保護者はきっと嬉しいでしょうし、もしかしたらその子の得意分野を伸ばすべく家庭でも取り組むかもしれません。

自由保育の園への模範解答!的なもの

「子どもの時期に好きなことばかりしていると、後から嫌なことに立ち向かうことができなくなると不安に思うかもしれません。しかし、我慢の心が大事といって長年この国では一斉授業で、不得意なことも苦しいこともさせてきました。その結果、嫌なことがあっても回避してはいけない、ということが刷り込まれてきて、いじめやストレスから自分を守ることができず、追い込んでしまいがちです。自分の心や体が悲鳴を上げる前に、自分を守るために回避してよい、と逃げ道を作ってあげることが必要です。そして他人にも苦労を強制するべきではないので、寛容で優しい心を育むためには、自由な環境が必要であると考えます。そもそも、小学校で椅子に座るようにするための訓練として、幼児期の園生活があるのではありません。幼児期には幼児期の適した心身の使い方があります。」

また、

「幼児期は、やってみたいと思えることにすぐ突進する情熱と意欲があります。大好きな虫をひたすら観察できて嬉しい、足が速くなってかけっこが楽しい、大好きな絵本を100冊も読んで褒められた…何でも楽しく挑戦できる時期です。自分と他人にはそれぞれ得意・不得意があるけれど、自分だけの得意なものがあると知った時、もっともっと突き進みたくなるでしょう。失敗と成功を繰り返していくと、その成功体験の積み重ねはやがて大きな自信となります。自己肯定感・有能感を持ち、チャレンジ精神あふれる人間になっていけることでしょう。」

はい。これがのびのび自由保育の園のメリットです。そして「こんなに遊んでばかりでいいんですか?」の質問の理想的な回答です。
これに同意できる方は是非、お子様の入園を志望、もしくはご自身の就職を検討されてはいかがでしょうか??

それともう一つ!

 

就職する側にもメリットはあります

 

自由に遊ぶ子ども達をじっくり観察・研究してみましょう。自分のやりたいことにひたむきにエネルギーを注ぐという、乳幼児の特性と強みに気付くことができます。そうすることで、学生時代に学んだ「子どもの主体性」がいかに重要であることが分かるのです。

それが保育の質の向上へと繋がっていきます。

 

どちらが良いのか悪いのか、白か黒かではありません。自由保育と一斉保育のどちらも経験した私だからこそ分かることや見えることがあり、今の教育観・保育観が出来上がっています。その上で海外でも経験を積めば、きっともっと世界が広がりますよ。

めろん

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