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待機児童が減らない理由…あまり報じられない盲点

2018/05/03
 
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待機児童問題は、今はニュースで聞かない日はありません。

原因と対策はよくテレビでも報じられていますね。

 

待機児童問題の原因

・核家族化

両親が共働きでも、昔は祖父母が見ていてくれたということも多いですが、現代は核家族がとても多いので、祖父母の手を借りることができません。そのため、保育所に預ける家庭が増えています。そもそも、昔の生活スタイルの、夫の家に入るっていうのは、妻にはかなり負担大きいので、それを選ばなくなってきたというのもありますよね。だってしんどいじゃないですか。

・女性の社会進出

家で子どもを見ていた女性たちが仕事を続けるようになってきたので、保育所の需要が増しています。社会進出と言うと聞こえはいいけれど…???後述します。

・都市部への集中

地方では子育て世帯が少なく、過疎化が問題になっていますが、便利で仕事も沢山ある都市部には人口が集中しています。勿論子育て世帯もそこに集まれば、保育所は足りなくなります。

・保育士不足

低賃金で長時間労働、手作業が多く心身ともに疲弊する仕事として名高いですよね!(全然嬉しくない。)また、保育士には女性が多く、保育士自身も妊娠出産があるため、継続して働くことが難しく、それも離職率の高さの一因になっています。賃金上げれば求人に応募が殺到するようなので、もう解決策はお金でほぼ決まりです。

 

よく言われるのは、上記の3つでしょうか。いやいや、こんな表面的なものではなく、もっと原因ありますよね…。

 

待機児童問題の深刻な原因

私は大きく分けてあと2つ、原因があると考えています。

 

・貧困化・低所得化

昔は専業主婦でも良かったかもしれませんが、現代は、「共働きじゃないとやっていけないよ…」という家庭の多いこと!「女性の社会進出」なんて言えば聞こえはいいけれど、女性の自己実現のための仕事という面だけではありません。生活がかかっているから働くのです。そして、共働きで何のためにお金を稼ぐのかと言うと、「習い事をさせてやりたいから」「子どもを大学に行かせてやりたいから…」と言う親も多いんですよね。習い事は1つはして当たり前、大学に行くのが当たり前になっている上に、教育費用は年々増加しているのも、共働き世帯の増加の原因になっています。

別に政権批判とか国の批判をするつもりはないけれど、「まともな国」というのは、産まれる子どもが未来の国民であることをきちんと知っています。その子ども達に優れた教育を施し、衣食住を支援するのは、優秀な国民を育てることと同じです。教育は投資であることを分かっているのです。その優秀な子ども達が、やがて優秀な国民となり、労働力となり、国家の繁栄をもたらすのです。

今の日本のスタイル「貧乏、子沢山」では、少子化になるのは当然です。子どもを産めば産むほど本来ならば国の労働力となるのに、家庭が貧乏になってしまっては誰も産み育てられませんよね…。もうどうしようもない負のスパイラルなのでは…。

 

・保育所の規定と、職場復帰の難しさ!!

これ、これなんです!私が言いたいのは。実は待機児童問題は、ここを解消すればかなり解決するのではないかなぁと私は思っています。詳しく説明します。

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保育所の規定

保育所における保育士の人数配置、保育室の広さにおける園児の定員数は、国の「児童福祉施設最低基準」によって定められています。これが色んなルールを決めてあるんです。

 

★保育士の配置基準★(2017年現在)

0歳児…おおむね3人につき保育士1人以上

1・2歳児…おおむね6人につき保育士1人以上

3歳児…おおむね20人につき保育士1人以上

4・5歳児…おおむね30人につき保育士1人以上

 

お分かりですよね?

小さい子どもほど、保育士の数が必要になるんです。アレルギー児や障害児がいると加配がつくこともありますので、必ずしも上の通りではなく、あくまで最低基準です。

さて、待機児童が最も多いとされているのは1歳児ですよね。

「1歳児だと入れないって聞いたから、育児休暇を早めに切り上げて、0歳児から入れるようにしなきゃ!」と焦って保育所に入れる人も多いのです。実は、これも保育士不足の原因なのです。

だって、0歳児は、1歳児よりも2倍の保育士の人数が必要になるからです!!!!!!

そして、1・2歳児は、3歳児よりも約3倍の保育士の人数が必要になります!!!!!!

 

つまり…暴論だけど!!

待機児童と保育士不足に焦点を置いた暴論なので、難しいことは分かっています。世の中の職場、どこも人手不足ですから。

でも、小さい子ほど保育士の人員と手間が必要になります。よって、子どもが0歳児のうちは育児休暇で家庭保育、というのが増えれば、もっともっと保育士不足は解消します。その浮いた人手を1歳児以降のクラスに回せば、かなりの園児数を見ることができるのですから。

母親たちが無理なく育児休暇を2~3年とれる会社が増えること、また、妊娠出産子育てをする女性でも再就職のチャンスがたくさんあること。

これが必要だと私は考えています。

 

勿論、早く復職したい人には、0歳児であろうと何歳であろうと、支援する体制が必要です。

 

ちなみに私は、「子育てで家の中でじっとしてるなんてできないんだろうな」と出産前に考えていて、産後はすぐに復帰するつもりでした。

しかし、保育士の自分でも知らなかったのです。

産後、完全に元気を取り戻さない状態での育児は、想像以上に疲弊するということ。乳腺炎や産後うつといった母体のトラブルが沢山潜んでいたこと。これではすぐに復帰なんて言っている場合ではない。

何より、産んだら我が子のそばにいたくなるということ!

こんな気持ちになるなんて、知らなかったのです。

「もう少し一緒にいたいなあ…仕事復帰するのは寂しいなぁ…」なんて思いを抱えながら、世の保護者たちは育児休暇を終えて保育所にやってくるのだろうか。

それが分かった時、保育士としての保護者への接し方が変わった気がします。

 

おまけ。

待機児童って、英語だと何て言うんだろう…と思ったんですけど。日本独特の社会問題だから、もともと英語にはありません。某新聞社の方が考案されたそうですが。

“children on nursery school waiting lists” って言うんですね。なるほど!

テレビのNHKニューズを副音声にして、時事英語を聞いてみると、結構面白い発見がありますよ。

 

めろん

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