目指せ教諭の一番星!私の熱いブログ活動!日本国内と海外での教員経験を活かし、子育て&インターで先生やってます。ラクして子どもとハッピーになろう!

東京オリンピックのボランティアなんてやめて学生も先生もサンタしよう

2019/12/31
 
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サンタクロースっているの?って子どもから聞かれたら、何て答えますか?

私はこう答えます。

いるにきまってんだろ!!

何言ってるんだこの大人、っていう反応をされますが、だって本当なんだから仕方ない。
私は子ども騙しの嘘をつくことは嫌いです。
でも子どもの夢も守るし、語らない部分だってあります。

とにかく「サンタはちゃんといるよ」って言いますよ。

何故なら、私もサンタクロースの仲間になったから!

本当です!

就活に良さそうなボランティアないかなぁとか思っている学生さん、
将来先生になりたい教育科や保育科の学生さん、
非日常な出来事を体験したいと思っている大人、
どうせクリスマスなんて一人ぼっちだしリア充爆発しろと思っている人も、

今年の冬はリアルサンタさんやりませんか?

サンタの団体は実在する!

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私がサンタクロースになれたのは、「チャリティーサンタ」という活動を通してボランティアをしたからです。

チャリティーサンタは、「サンタを待っている子ども」と「サンタになる大人・企業」をつなげる活動を行う団体です。

 

「世界中の子どもたちを笑顔にしたい」
そんな思いから、チャリティーサンタという活動は生まれました。
依頼をいただいたお宅や施設などに、本物のサンタになりきって、お預かりしたプレゼントをお届け、子どもたちとお話をしています。
これまでに、11,795名のサンタによって、21,877名の子ども達にプレゼントを届けることができました。

私達は、プレゼントを届けるための団体ではありません。
「サンタのような想いやりの溢れる人」を増やし、育てる団体です。
そのために、一年を通して様々な活動や事業を行っています。

※引用元 公式サイト「NPO法人Charity Santa」

要は、クリスマスの夜に子ども達の家を訪問しプレゼントを渡すボランティアです。

体験をもとに解説いたしますね。

子どものいる家庭が、このチャリティーサンタの団体に連絡し、「プレゼントを届けてください」と前もって依頼をします。
すると、24日の夜に、サンタさんが家に来てくれるのです。

とは言っても、プレゼントを用意するのは家庭。
サンタが来る時間が近づいたら、子どもに気づかれないように、家族は玄関先にプレゼントと寄付金2000円をそっと置きます。
それをサンタが受け取り、玄関チャイムを押し、サンタの手から子どもにプレゼントを渡すという算段です。
うまくできてる!!

全て終わったら、寄付金は本部に持ち帰ります。
寄付金は子ども達への支援の活動資金になったり、サンタさんの衣装に充てられたりします。

サンタとして参加する場合、交通費は自費です。
地域によっては一日乗車券使うのもありですね。

大手企業のみがっぽり儲かって庶民は得をしない東京オリンピックのボランティアなんかより、全然楽しいし有意義だし、冬だから着込めば何とかなります!
おすすめです!

サンタクロース経験談

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子どもの頃から魔法使いとかサンタクロースになることを夢見ていた私。

ある冬、サンタになりたいなぁーと考えていたところ、「テレビでサンタの活動している団体を見たよ」と親から教えてもらいました。
それがチャリティーサンタ。
当時私は保育科の学生。
子どもにプレゼントを届けるボランティア、しかもあのサンタクロースになれるなんて!!!と意気揚々と応募し参加したのでした。

当日は、初対面の人とペアで行動。
ペアは男性のサンタ。
男性の場合は、運営側からサンタの衣装と白い袋と白いひげと眉毛が渡されます。
徹底してサンタさんになれるようにとの配慮ですね。

さて、ペアと出発です!

運営の方から出発時に、2つのものを渡されます。
1つめはカード。
道行く大人達から「何かのイベント?何者?」みたいに聞かれた時に「サンタの活動でーす!」と宣伝するための簡単なチラシです。
私は電車内やら道端やらで「来年の仲間になりませんか?待ってます!」と言ってうきうきしながらそのへんの学生さんに渡しまくりました。
2つめは飴。
依頼者ではないけれど道で出会う子ども達にも「メリークリスマース!」と言ってちょっとしたプレゼントを手渡せるように、サンタの顔の金太郎飴をたくさん持っていました。

想像してみてください。

サンタの格好で白い袋を持った大人が複数で歩いていて、知らない人にたくさん話しかけられたり、歩きながらプレゼントを配ったりする。
こんなの、楽しいに決まってるじゃないですか!

本部から出発する時は大勢のサンタ仲間がぞろぞろと駅に向かうんですが、だんだんみんな散り散りになって仲間が減ってきます。
そこからは羞恥心との勝負ですね!!!!
でも私のペアのサンタさんは、ちゃんと堂々とサンタをしながら電車に乗ってくれました。

サンタのお仕事って何やるの?

私が訪問したご家庭は2つで、どちらも違う駅、しかも駅から結構歩くところにある家。
それに初めて行く知らない場所。
夜で暗くなるし、目的地はランドマークでもなんでもない民家ですから、まぁ迷うにきまっています。

基本的にサンタとして家を訪問し子どもにプレゼントを渡すのは、男性となっています。
まぁ、やりたかったけれど仕方ない。
それは、子どもが夢見ているサンタさんというのは、たいてい「白いお髭のおじいさん」だからです。
子どもの夢を大切にするためです。
依頼者から「女性のサンタさんにしてほしい」と言われたら、それも対応するそうです。

でも女性の参加者もやることはいっぱい!
主に、調整役です。

依頼者の家庭の保護者に
「今夜伺う〇〇です。よろしくお願いいたします。」
「〇時頃に到着の予定です。」
「今、駅に着きました。」
「家の前に着いたので、プレゼントと寄付金のご用意をお願いします。」
と細かく連絡をするのが仕事です。
結構重要です。
それから、スマホの地図アプリで家の場所を調べて、ペアのサンタのナビもします。
これが結構大変で、スマホの充電の減りが早いので、蓄電池は必須です。

さて、依頼者の家に到着。
私は隠れて、サンタと子ども達の会話を盗み聞き。

ピンポーン(玄関チャイムの音)

母親「誰か来た!ちょっと〇〇ちゃん、開けてくれる?」

子ども「わかった!」(ガチャ!とドアを開ける)

サンタ「ホーホーホー!メーリークリスマーーーース!」

子ども「わあああああああああああああああ」

子ども「えっ!パパは…ここにいるし…本当のサンタさん?!」

サンタの威力すごくないですか?!
子どもが本当に歓声を上げたんですよ。

影にいたので、その子と家族の表情が見られなかったのが残念だけれど、本当に喜んでいて幸せな空間だったのが想像できます。
お礼のメールもご家庭からいただくことができました。

本部への帰り道では、その日初対面だったサンタ仲間とも自然と笑顔で会話しちゃうんですよね。
「あのお家の子、嬉しそうでしたね!」
「ノリノリで道行く人にメリークリスマスって言っちゃった!」って。

プレゼントを渡す時には、前もってご家庭からいただいていた情報をもとに、子どもとお約束をします。
「野菜が最近食べられるようになったんだね。これからもたくさん食べて大きくなろうね。」とか、
「宿題を忘れないように持っていこうね。」とか、
そんな感じの約束をサンタさんと子どもが交わすのです。
やはりサンタの威力すごい。

サンタ講習ってどんなことするの?

前もって参加することになっているのがサンタ講習会。

ここに参加してみると、運営側の人達はとても人柄の良さそうな、でも子どもや福祉への熱い想いがしっかり感じられる、素敵な方々ばかりでした。

今までの活動をまとめた動画を見せてもらって、小さいグループを作って簡単に自己紹介をします。

そしてやはり!!!

「ホーホーホー!メリークリスマス!」のセリフの練習をします!

何故か分からないけど、やっぱり、ホーホーホーなんだ…。
子どものイメージ通りのサンタさんになろうという訳ですね。
わかります!

子どもと会った時の会話をイメージしながら練習します。
楽しいです。

クリぼっちこそサンタをしよう

チャリティーサンタ公式サイトにも記載がありますが、「Give me」と自分がもらうことばかり考えるのではなく、「For you」の考え方も大切ですよね。

どうせ一人だし、恋人いないし、と思わずに、どうせ生きて呼吸して色んなものを消費しているなら、クリスマスくらい人間を超えた特別な存在になってみたっていいじゃないですか。
12月24日の丸一日と少しの交通費は使うけれど、とても楽しい体験ができますよ。
現実世界の一般人ではなく、魔法使いや二次元の住人になったような気分でした。

それに、一緒にサンタをした人とも、不思議な連帯感が生まれて仲間になれます。
良い友だちができるかも!

当時私は独り身ではなかったんですけど、相手には「サンタになってくる!」と言って一人で参加しました。
完全マイペース自由主義の私…。
世の一般人は恋愛で頭がいっぱいという感じなので、普通のカップルも独り身の人も、そうもいかないのだろうか。

でもこの冬は、最高のクリスマスになりましたよ。

さすがに今は小さい子どもがいるので置いていけないし、一緒に連れて行ってサンタさんの仕事裏を見せる訳にもいかんので、今年も不参加です。

まとめ

関連記事 サンタって本当はいないんでしょ?と子どもから言われたら何て答える?

東京オリンピックのボランティアが集まらないだとか、ブラックボランティアだとか、学徒だとか言われていますけど。

とにかくサンタさんになれるのは楽しい!熱中症の心配もない!おすすめです!

12月24日の夜は、友だちと参加するもよし、一人で乗り込むもよし。

本当のサンタクロースになってみませんか??

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